我慢はしたがとうとう抗うことをあきらめ、昼寝に落ちてしまったぶどうさん。
9月半ばでも暑い北国の昼下がり、にわか雨の後の涼しげな風が心地よく吹き、小鳥のさえずりに耳を傾けいつしかうとうとと・・・・
と、突然なにやら聞き覚えのある中途半端な音階の放送が聞こえてきた。
違和感のあるこの音色・・・
ハッ ( ̄□ ̄;)!!
緊急地震警報ではないか?!
いや、しかし訓練かもしれない。
今日は何日だろう。
・・・・・えーとえーと、・・・・・・・20日
時間は14時数分前・・・・・・
訓練にしてはかなり中途半端な日時。
こんなときに放送がはいるということは、本当の地震に違いない。
耳を澄ますと
「強い地震が予想されます・・・・」という放送が聞こえるでないか!
寝ぼけた頭は途端に冴え、すかさず台所へ飛んで行き食器棚の扉を確認し、ガス栓を止め、風呂場へ直行して風呂の水を出来るだけ溜め始めた。
ところが。
一向に地震らしき揺れはない。
これだけいろいろ行動する時間があったのに、地震は来ない。
・・・地震は来ない?来ない?
あっ!(*_*)
やっぱり訓練だったのだ。
なんちゅう中途半端な日かつ中途半端な時間にしくさりよんじゃ!(っと、失礼)
折角寝ていたのを起こされた上、無駄に水を溜めてしまったじゃないか!
すっかりだまされてしまった自分がくやしい。
そして無駄になった水が惜しい・・・・・・水道代もガス代も高いのに・・・・
それはさておき。
訓練は大事なんだけど、今月もう3回くらいやっている。
こんなことばっかりしていたら狼少年じゃないが、いつしか放送になれちゃって、本当に狼が来たときに「狼が来た」って叫んでも誰も信じないぞと、危惧するぶどうであった。
地震対策と心の準備はもちろん大切に。
地震は忘れた頃にやってくる。これ教訓。