花は好きだが、育てる自信は全くないぶどうさん。
一体今まで何鉢の植物を枯らしてきただろう(ごめんなさい)
一方でぶどうさんの夫はというと、植物の世話に熱心だ。
きれいに植え替え、手入れをしては、花が咲くのを楽しみにしている。
そういうわけで、ぶどうさんは植物の手入れは一切夫に任せることにした。
あなた育てる人、私見るだけの人~。
こんな調子では将来自分の畑をもって野菜の世話が出来るのか、われながら不安ではある。
世話しないでも出来る農業をよーく勉強しなくては。(オイオイ)
ところで、師走といえばクリスマス。
この時期は花屋が色とりどりの鉢花類で賑わう季節だ。
ポインセチアにベゴニア、アザレア、カランコエにシクラメン。
花色の多いこれらの花が、見るだけの人さえワクワクさせてくれる。
ええ、ほんと、ぶどうさんは見るだけ・・・・
などといいながら、その目はシクラメンを虎視眈々と狙っていたりする。
ああ、欲しいなあシクラメン。
シクラメンが欲しい理由は、昔と違って花色や花弁の形状、大きさ、花のつき方がバラエティに富んでいて華やかになったからだ。
こじんまりと咲いた花、というイメージは、この頃のシクラメンには感じられない。
もしかしたらぶどうさんの、シクラメンを・・というか花を見る目が変ったせいかもしれないけれど。
正直言うと、以前はシクラメンはあまり好きな花ではなかった。
シクラメンといえば、シクラメンのかほりという布施明さんの歌を思い出す人も多いだろう(あら、年がばれる?)。
その歌詞にある「シクラメンほど美しいものはない(だっけ?)」というフレーズは、子供のころからどうしても納得できないものだった。
(あ、そういえば布施さんって、バラより美しい・・とかいう唄もあったねえ。
シクラメンとバラってどっちが美しいと思ってたんだろうなんてきいちゃあいけないかねえ。)
けれど、今シクラメンを改めて見ると、凛として清楚な花だなと思う。
そして、フリルあり、二色使いあり、フチどりあり、2段のがくありで、華やかさをも持ち合わせるようになった。
こうなると見るだけじゃなく、やっぱりおうちに連れて帰りたくなる。
ぶどうさんは、まじめに手入れなどしないくせに。
11月終わりから花屋やホームセンターのシクラメン販売面積がグッと増える。
こまめに見に行くが、お値段もなかなかのもので、手が出ない。
何度も見にいくうちに、いいものからどんどん売れていくのがわかる。
12月半ばの今頃は、従来品種ばかりが目に付くようになr、クリスマス前だけどなんだか売れ残りの様相を呈してきた。
どうやら今年も買う時期を逸してしまったのかと、ちょっぴり冷や汗。
ケチケチしすぎて、お値段ばっかり見るからこうなるのだろう。
お値段に糸目をつけず、ちょっと変ったシクラメンを一鉢買ってもいいかなあなどと遅ればせながら考え中だ。
たまには思い切って、お花にお金を出すのもいいかもね。
シクラメンならお正月までだってきれいに咲いていることだろうし、損は無い。
よしここは夫におねだりして、ついでに手入れのおねだりもして買ってみるか!
・・・どこまでも見るだけ楽しむだけの、人任せなぶどうであった。