5月からはじめた弁当作り。
丸6ヶ月たった今となっても、まだまだ手馴れていない。
決して10分で出来たりしない、ゆうに一時間はかかるまこと手順の悪い作り方であるので、よい子はいいと思う部分だけ真似してね。
これから数回に渡ってぶどうさんのお弁当作りを紹介する。(たぶん・・・・)
ぶどうさんは夫を起こす一時間前に起床する。
いつも5時半。
ぼんやり髪をといて身づくろいをし、それから弁当作りがスタートする。
身づくろいをするのは、料理に髪の毛が入らないようにするため。
髪が短いときは大判のハンカチを三角巾にして巻いていたが、この頃は髪が長いので前髪を留め後ろは結ぶスタイルだ。
といた髪が服についたままであれば、それが落ちてしまうため、服はよく払うことが大事。(よく忘れる・・・)
1時間もかかるから一からはじめるかというと、そうではない。
1時間の中に朝食の準備、お茶の準備、出来る限りの後片付けの時間が含まれている。
ぶどうさんのお弁当作りは、前日から始まる。
正確に言うと、夕飯作りの前から。
まず最初にするのが献立作り。
弁当と夕飯の両方を一緒に考える。
夕飯の残りや一部を取りおくため・・・という考えもあるが、どちらかというとまな板や包丁を朝っぱらから使いたくないから、このとき同時に下ごしらえしておくため。
そしてメモ用紙を一枚用意する。
ぶどうさんが使うのはカレンダーの裏を切ったもの。セコイ。
この紙に上下または左右に線をひいて弁当と夕飯を分ける。
弁当のほうが見やすいほうがいいので、弁当のほうを大きめに。
そして弁当のほうに順番をふる。
入れるおかずの数だけ。
たとえばぶどうさんは0~7か8まで番号をふる。
おかずがちょこちょこと小さい時は8までふるが、メインとなるものが大きいとき(ハンバーグやそぼろご飯など)はもっと少ない。
そして、決まったものから順に書いていく。
0番目は必ずご飯または主食。
1番目は玉子焼き。
2番目はゆでるだけの野菜。
3番目~は自由に書く。
最後の7か8番は必ず果物。ないときもある。
ぶどうさんちの場合は必ず玉子焼きが入るから、迷うことなく1番目は決まる。
2番目も季節にあるゆでるだけの野菜を入れるという決め事。
3番目からは、夕飯のおかずのとり置きや、焼くだけのもの、インスタントのものなど冷蔵庫の中身を考えながら書く。
コツは、とり置きを1つ、焼くだけのものを1つ、インスタントを1つ・・・と、冷蔵庫の中身と相談すること。
朝から全部の種類のおかずを作ることなど、出来はしないので。
それと同時に夕飯の献立も考える。
弁当のためのとり置き品を何にするか決めて書き出し、弁当に入れる茹で野菜を下ごしらえした残りを消化する料理を書き、一方で弁当に使える素材が共通のものに丸をしておいて一緒に切ったり出来るように印をつけておく。
決めた品数だけ料理の名前が埋まったら、献立完成。
そのメモを見ながら、弁当と夕飯作りをする。
つづく