免許更新を期日までにすることを迫られているぶどうさん。
昔と違って誕生日の前後1ヶ月の期間猶予があるのでちょっと余裕を感じていた。
しかし、よーくよーーーーーく考えてみると。
北国は11月後半には雪が降る。
11月はめっきり冷え込むし、外にでるのが億劫になる。
とすれば、自転車をこいで警察に出頭いやいや、出向くには暖かいこの時期を逃してはならないことになる。
うーんうーん、どうしよう。
朝からぐるぐる同じことを考えていると、だんだんと訳がわからなくなってくる。
ご近所さんにあらかた要領を聞いたので、あとは持参するものを用意して、講習のある日の朝からいくだけのはず。
簡単極まりないことなんだが、面倒くさがりのぶどうさんには気の遠くなるような話(うそうそ)
ついつい頭グルグルをエンドレスに繰り返してしまう。
そうなんだけどなー、最初のハードルの写真がなあ。
どこで撮るかもだが、スピード写真はろくでもない仕上がりゆえそれを思うと気持ちが萎える。
そんな写真を5年も免許に貼っておきたくないしねえ。(え?実物が悪いからだって?)
ぶどうさんは転勤族の妻。
大抵不便なところかど田舎に住んでいたため、免許更新は警察署で済ませていた。
ところが、前回の免許更新のとき、ぶどうさんは新しくできた西の国の免許センターに初めてお世話になった。
警察署と免許センターの違いは、歴然だった。
免許センターは手続き簡単、講習スムーズ、免許証の発行もスムーズ。
到着から1時間もせず一連の手続きが終わった。
感動。
こんなにスムーズに済むなら、そしてスピード写真を持ってこなくてもいいのなら、更新は絶対免許センターだと感じた。
・・・のだけど残念ながらその後転勤になってしまい、何をするにも不便な北国へ。
きっと免許更新までには転勤できるだろうとたかをくくっていたのだが、この始末。
無念。
今更しかしそんなことを言ってはいられない。
ふと外を見ると。
天気は快晴。
気温もかなり上がって、気持ちのいい午前中。
まるで出かけなはれ~とだれかが(誰が?)声をかけてくれていそうなおでかけ日和。
しかたない、出かけるか。
渋々着替え、写真を撮りに行くことにしたぶどうであった。