ぶどうさんちはサラリーマン家庭。


だから月に一回給料日がある。

当たり前といえば当たり前なのだが、この世の中働いてもお給料をもらえない人がいるし、働き口のない人もいる。


それを考えたら働き口があること、働いたらきちんきちんとお給料を払ってくれる会社に感謝しないといけない。

しかも自動的にお金が振り込まれるようになっているシステムは奇跡といえば奇跡。


この世の中、見えないいろんな人の働きによって当たり前じゃないことが当たり前に手配され、それを受け取れるようになっているなんてすばらしい。


これが出来るようになったベースには「信頼」が存在している。

残念ながらこのベースが崩れるとき=日本社会ひいてはお金が崩壊するときなのかもしれないが。


ところで今月。

3連休に次ぐ3連休で非常にお休みが多かった。


このお休み中に給料日を迎えたぶどうさんち。

お休みが重なると、その前の平日にお給料は指定口座に振り込まれることになる。


予定より早く入ったお給料。

ちょっぴり得した気分だ。


とりあえず言っておくが、いくらぶどうさんが無計画にお金を使うからといってお給料日前にお金がないなんてことはまずない。


そう出来る理由のひとつは、夫婦二人暮らしだから・・というのはあるかもしれない。

子供がいれば、○○の振込みだのお稽古事だの発表会だのいろんなことが目白押しでお金に羽が生えたように出て行くだろうが、大人二人だけだとある程度予想の範囲内で生活が出来るからだ。


それに、手元にあるお金を使い切って生活するほどぶどうさんは大胆ではない。

お金に関しては小心者だ。

よって、給料日が通常より早くても遅くてもそんなに困ることはない。


けれどトイレに入ってぼんやりとカレンダーを眺めていると、あることに気がついてしまった。

先月のお給料日から今月までは30日もなかった。

それなのに、来月のお給料日までは30日をゆうにこえている。


まるきり他人事ながら、それって、毎月ギリギリで生活している家庭にとってはかなり痛いのではないのだろうか。

早めにお給料を手にしたものの、それを休み続きの秋の行楽で使い切り、来月のお給料まで耐乏生活を強いられることになるのでは。


もらえるお金はサラリーマンの場合決まっている。

きちんきちんと支出計画を立て、お給料日前には少しのお金が残るような余裕を持つようにしているほうが急な出費に対応しやすい。


そこまで心得ることがマダムの務め。

今月はちょっぴり家計を締めていきましょう。

来月のお給料日までは、遊びの誘惑が多いも関わらず遠いことを忘れずに。


信頼という見えないものの上になりたつお金社会で、奇跡のお給料システムによって得られたお金。

自分のところでこけさせず、人生の糧のための道具として上手に活用していきましょう。


お金に少しの意識をむけることで、何かきっと変わるはず。


手元に来てくれたお金を上手に活用するよう、こころしてぶどうさんもがんばります。