最近豆を煮ては甘煮にしているぶどうさん。
今日はとら豆。
とら豆は虎豆。白と茶色の、かわいいお豆。
とら豆っておいしい。
とら豆といえば思い出す。
昔読んだ本の、たしか林敏子さんだったか、「とら豆は上等だから・・・とおばあさまに言われた」というお豆。
どう上等なのかわからないけど、確かにお値段が金時に比べて高いし、見た目も素敵、味もいい。
形も色も美しいし、同じインゲン豆の金時豆と違ってねちっとしているところがまたいい。
豆の甘煮っておいしいけれど、ぶどうさんが一番好きなのはうずら豆、次がとら豆、その次はひよこまめ。
ここ北国には、安く小粒のとら豆を売っているのだが、うずら豆はあまり見ない。
うずら豆もインゲン豆。
うずら豆ととら豆って見た目は勿論ちがうけど、味がどう違うかというと・・うずらのほうが粉っぽい(だったと思う)ので甘煮にあっておいしいかな。
そういえばうずら豆、随分食べてないなあ。
ひよこまめは甘く煮るとにこごって、煮汁がおいしい上豆がぽっくりしているところがいい。
他にはない感じが又いい。
パンダ、紅しぼり、白花、おたふく・・・・・、豆はいろいろあるけれど、豆によって味も食感も違っていい。
お豆って調理は煮るだけで簡単なのに、ついつい億劫がって調理せずに済ませてしまう。
お豆って、そのまま「母さんの味」。
ベターホームの本の「かあさんの味」の最初に出てくるお料理。
煮豆ってそういうものなのかもね。
ささ、そろそろ煮上がるとら豆にお砂糖をいれて休めましょうかね。
煮豆、作ってみませんか。
煮るだけ簡単、お袋の味。もとい、日本のマダムの味。
・・・あ、夫は豆の甘煮は絶対に食べないのだけどね・・・・
ま、自分のために作っているのよ、そうなのよ。あはははは。
だったらぶどう豆作ればいいじゃんって突っ込みはなしで^m^