毎日・・とは言わないが、出来るだけ体重計に載ることにしたぶどうさん。


以前お話したように、ぶどうさんは夕飯後の風呂上りに体重を量る。

時間や状態の条件が一定ならば、体重を知る、という事に関してはこれで全く問題がなかろうという仮定の下、とにかく「風呂上り」に体重を量ることにした。


そう、時間や、条件は同じ。

だから全く問題ない!と思ってたんだけど、そこはシロウトの浅はかさであった。


ぶどうさんちの体重計はデジタルで、簡易体脂肪計がついている。

体脂肪計といっても、素足で体重計に載って、電流の流れにくさから計算上体脂肪と内臓脂肪がいくらと出すもの。

限りなくアナログに近いデジタル。


購入してもう8年くらい経つから、殆ど化石・・かもしれない。


脚で測るだけの体脂肪計は誤差があるという話は聞いていた。

でも。ぶどうさんの場合体脂肪を正確に知りたいわけでなく、体重が知りたいだけ。

切実に精度を求めているわけじゃないので、これで充分だ。

買い換える気は今のところない。


ところで、右肩上がりの体重はどうなったかというと、今のところは落ち着いている。

ぴったり54.1キロ±0.2くらいの間をう~ろう~ろ。


まこと、優秀である。

できれば下降曲線を描いていただきたいところだが、まずは停滞でヨシとしておこう。


そして、そのときの体脂肪は常に23%以内。大体22.5%くらいである。

40台以上の体脂肪は、大体25%以下で標準内なので、ぶどうさんは数値的には肥満ではない。


肥満ではないが、どうにも納得できないことがあった。

体脂肪が20%くらいでかなりスリムな体型であるはずなのだが、それに比べたらたった2.5%しかオーバーしていない。


2.5%といえば1.3kgくらいだ。

1.3kgの余分な脂肪さえ取れば、ぶどうさんはスリムになるはずである。


1.3kgの脂肪。

脂肪では想像がつかないが、1300g入りてんぷら油のペットボトルを思い浮かべて欲しい。

あれくらいである。


しかし、全く腑に落ちない。

ぶどうさんの手足や腹についた脂肪をつまんでみると、どうみても5キロの米袋以上の脂肪が余分についている。

とてもてんぷら油どころじゃない。


それに1.3kg減らせばいいだけならば、単純計算して52.8キロくらいまで体重を落とせばもうそれでオッケー!ってことだ(実際は数値は少々異なります)


おかしい。絶対おかしい。


でも算数に弱いぶどうさんのこと、その理由がどうしてもわからなかった。


わからないなりに疑問に思うということはよいことなのだろう。

体脂肪の疑問が意識に上ってから数日後、あっさりと謎は解決したのであった。


つづく