買いだめはダメダメよ!


そういいながら、溜め込み癖のあるぶどうさん。

理性と欲望の間を行ったりきたりしながら、買いすぎを抑制しストックを最少限にすることを実践中。


・・・まだまだなんですけどね・・・


もちろん、お米もなくなりそうになってから注文!

お米がないということ自体が不安でちょっとおっかなびっくりだけど、夏だし、精米したお米はもたないから、大体何日後になくなるか見当をつけて注文することにした。


実は3月の地震のとき、お米が殆どなかったぶどうさんち。

なぜお米がなかったか。

ぎりぎりまで待って生協で頼もうと思ってたから。(その理由は他にあるんですけど、又今度)


ところが地震で、頼みの綱の北国の生協のネットワークが崩壊。

注文できなくなる危機に陥った。


スーパーは行列、お米は買い占められ、入荷したときには値段が上がっていた。

それでもなんとか5キロ手にいれ、やれやれの状態になったが、問題は米だけじゃなく食料品全体に及んでいた。

もし野菜や他の食物が手に入らないならば、とにかくおなかを膨らますために主食の割合を増やさねばならないかもしれないと、その当時は真剣に考えていた。


このとき、うちの場合お米は最低5キロは確保しておかねばならないと骨身にしみたのである。

お米さえあれば、なにもなくともなんとか食べていけるから、と。


後から振り返れば、3月の時点ではぶどうさんちではお弁当を作っていなかったので5キロも必要はなかった。

現在は弁当をつくるため1ヶ月で米10キロを消費するので、災害を想定した場合約2週間分の5キロはストックしている必要はあるけれど。


でも白米で5キロもストックはしていない。

大体2キロ切るくらいに生協に注文して、なくなる手前で納品されるように注文することにした。

(もらいものの玄米が少々あるので、その分をカウントしている。玄米がなくなったらストック5キロを復活させる予定)


かなり綱渡りだが、絶対に大丈夫!と念をこめることにした(笑)

狭い家でしかも夏に、ストックの精米したお米を常温で袋入りのまま放置したくないのでね。


買いだめせず計画的に米を買うには、各家庭の家族の人数を考慮して、ストックする最低限のお米の量を決めておくのをおすすめする。

そのためにはどれくらいの期間に米を何キロ消費しているか、ちゃんと把握する必要がある。


簡単にわかる方法は、米袋を開けた日付をカレンダーに書き、それがいつなくなったかをみればいい。

ぶどうさんちは、弁当のときに炊くお米が2合で、他に夕飯で1合くらい。

一日に食べるお米が3合弱であると把握している。そうすると大体1ヶ月で10キロなくなる。

だから2週間分、5キロがストック最低限のお米。


以前はお米がどれくらいでなくなるかなんて意識したことがなかったので、早く頼みすぎることが多かった。

お米がきたときにはまだ前のお米がたっぷり残っているという、目測誤りが多かった。


お米は精米するとどんどん味と鮮度が落ちる。

折角生協で精米日の新しいお米を届けてもらっても、自分の不手際でお米が古くなっていくのだ。

そして狭い納戸部屋では、未開封の米袋がでーんと居座ることになる。


じゃま、すごくじゃま。

ついでに買い物の失敗まで見せ付けられるし。


こういうのって、すごくストレスだ。


多すぎるストックというのは、安心感以上に管理不足と買い物の失敗を暗に責められているようで、大いなるストレスだ。


シンプルライフ特有のワンストックワンユースが理想かというと、地震を経験した今ではものによっては必ずしもそうではないと思うけど、平常時はこの方法が一番かもしれない。

過剰な買いだめは社会的にも個人的にも決して好ましいとはいえない。


ストックは、ないと不安、あっても安心するかと思いきややっぱり不安、ありすぎれば不快。

ならば適量で運用できるように訓練することが、これから必要なスキルになるのかもしれない。


ぶどうさんのところに、管理のできない女から脱却する好機がやってきたのだろう。

そのためのキーワードが何度もぶどうさんの目の前に現れる。


脱、買いだめ溜め込み癖女!

マダムの名にふさわしいスマートな女になるには、体型だけじゃなく心構えも必要だということだろう。


がんばれぶどうさん。

身も心もマダムになれる日が近い。