週末恒例の買出しで、地元産の山椒の実をみつけたぶどうさん。
山の幸豊富な北国のこと。
山椒の実に限らず春から珍しい山菜類が目白押し、どう料理するかさっぱりわからないものばかり。
山椒の実に関しては佃煮にすることはわかる。
が、基本的に山椒が好きじゃない。
うなぎの蒲焼きにちょっぴり振り掛けるくらいならなんともないのだけど、ちりめん山椒や山椒昆布など山椒の実がどっさり入ったり、香りが強烈な佃煮はなるべく避けるようにしている。
よって毎年スルーしていたが、今年はとある理由でどうしてもほしかったのだ。
それが目の前にある。
迷わずかごの中に放り込み、お買い上げ。
その理由とは、弁当用。
山椒は防腐効果がある気がしたのだ。
ぶどうさん、弁当生活をはじめてから自分で昆布の佃煮を炊くことにした。
その佃煮に山椒を入れたら、夏場でも安心して弁当に入れられると思ったのだ。
なぜに昆布を炊くことにしたのかは、おいしい佃煮屋さんが近くにないこと、スーパーのものだとどんな調味料を使ったかわからない上添加物が多くて信用ならないこと、でも一番の理由は家に昆布がたくさんあるから・・・・
ぶどうさんの母は、なぜか同じものを続けてどっさり送ってくることがある。
送ってくれるのはありがたいが、予測がつかない。
その筆頭に上げられるのが、昆布。
送ってこないときには長いこと何も送ってこないのに、家にないからとぶどうさんがなにがしか買った後で送ってくることがあるのだ。
しかも続けて・・・
よって昆布を買うときは慎重にしているが、それでも重なる。
その昆布を適正量にするためにも、昆布を炊いておいしく消費しようと考えたのだ。
どうせ買うもんだしね。
まだ最適レシピを模索中なので「これだ!」という味には出会っていないが、その前に入梅し7月夏本番が近づいてきた。
弁当のもちが怪しい季節。
手作り昆布も怪しくなってきた。
そこで、山椒の登場をねがったのである。