たった2枚しか入ってない食パンのうち1枚をだめにしたぶどうさん。
まったく、ダメダメである。
それと言うのも、パン屋の食パンにカビが生えやすいのを忘れていて、常温放置したせいである。
ところで、ちゃんと袋詰めにされていた食パンになぜにカビが生えたんだろう。
カビが生える要因は、温度、湿度、栄養。
納戸部屋は、梅雨に入り温度が上がっていた。
湿度は、袋の中だから一定・・のはず。ただし、食パンは比較的多く水分を含んだ食べ物である。
栄養は、勿論パン!
密封された袋の中で最も重要なのは、カビの素の有無。これがないとカビにならない。
つまり袋の中にカビの菌が入っていたせいではあるが、さて、どこでついたか。
考えられることは2つ。
うちでついたか、パン屋でついていたか。
カビ菌がつかない限りはカビが生えるわけはないからね。
カビは空気中にも存在している。
そして、人間の手にもいろんな雑菌がついている。
ぶどうさんはカビの生えた食パンに手を触れていない。
触れていないところにカビが生えている。
袋を開けっ放しにしていたわけじゃない。
1枚取り出したら、すぐさま封をした。
もしその短い間にカビ菌が入り込んだなら、ぶどうさんのパンにも当然カビが生えているはず。
けれど食パンを購入するより前に作ったパンにカビは生えていない。
カビが生えるか実験し、検証したわけじゃないが、普通に考えたらやっぱりパン屋ですでについていたことになる。
たった1つの胞子でも増える時間と前述の条件が整えば目に見える形で出てくるので、断言することはできないが。
パン屋でついていたとして、ではパン屋のどこでついたか。
そんなのパン屋に聞いたところでわかりはしないだろうが、スライスする包丁(なわけないよね)か器械が清潔じゃなかったか、切った断面を素手で触ったか、切ったまま放置していたかのどれかだろう。
パン屋と工場パンの決定的な違いってここにあるんじゃないかとぶどうさんは思う。
工場パンは、保存料を使っているところもあるかもしれないが、パン屋よりは衛生管理が徹底されているんじゃないかと思う。
少なくとも現場に出入りする人は制限されている。
そこのパン屋では、レジの人が直接作業場に入っていたし、作業場と売り場は近い。
そうすると外気や土足など、いろんな菌が入り込んでるだろう。
つまり空気のコントロールはできていないってこと。
そういう意味では、土足でパン屋に行き、袋に入っていないパンをトングで選んで取る行為って・・・かなりリスクを冒していることになる。
パン屋の菓子パンなどは、当日か翌日には食べきるものだし、カビが生えるほどの期間をおかないから気づかない、影響がでないものなのかもしれない。
食パンだったからこそ、油断してつい放置し、カビを生やすことになったのだろうし。
なんにせよ、パン屋で買ったパンは早く食べきるか、冷凍保存するなりして管理をきちんとしないといけないってことだろう。
カビ菌を無にすることなど、無菌室じゃない限りできないし。
特にスライスした食パンの場合、ローフといわれるブロック状より雑菌にさらされる悪条件が重なるので注意しなければならないのだろう。
久しぶりに買った(?年ぶり)、楽しみにしていたフワフワ厚切り食パン。
あえなくカビを生やしてさよならすることになったぶどうさん。
楽しみは先送りせずさっさと食べろってことなのねと学んだのであった。
・・・・ところで、同じ日違う店で買った栄養たっぷり菓子パン、やっぱり水曜日までかびなかったんだけど。
食べるつど何度も切ったのだけど。
店も選べってことなのかしらねえ。