ネットのニュースでは急に増税の文字が躍っている。


地震後、増税したいんだって。

その理由がよくわからない。


経済専門家でもなんでもないので増税の効果や増税しないほうがいい理由なんて全然分からないが、今増税してどうするんだろうという不思議さ不可解さが一主婦として正直な気持ち。


増税方法は、消費税に3年間限定で3%上乗せするんだって。

ふーん、3年後はちゃんと戻すんだ。

この3%上乗せ効果で、3年で復興財源分徴収できるんだ。なんでかな?


現在の平均的な一年間の消費税の税収っていくらだろう。

あとから調べなくっちゃね。

この分をどれ位まわして、さらに3%上乗せ全部使って、3年間でいくらになるか考えての数字と期間なのかしら。


ところでこの言い方って、どっかできいたことない?

消費税を導入するとき。

最初は3%だった。

もうこれ以上は上げないといって、5%にしたことがあるね。

3%に戻る気配はないし、それどころかさらにあげなきゃといっているよね?

おまけに相変わらず消費税の目的と用途は不明な部分が多いよね。


消費税が3年間値上げされるとしたら、多分消費は冷え込むだろうね。

生活必需品はそうでもないかもしれないけど(地震で節約しようと思った人は多いと思うが、一応)住宅の着工や売買、家具家電などの大物を買い控えるひとはでてくるだろうし。


消費税のような間接税ではなく直接税の所得税や法人税を上げようといっている人もいるようだけど。

アホじゃないかと思う。


この地震でよくわかったことがある。

被災地ばかりが被害を受けたわけじゃないということ。

支援しなきゃならないのは被災地の企業だけじゃないということに気がついている人が政治家にはいないということだ。


こういった天災のとき、直接的な被害を受けてなくとも間接的に打撃を被ったり大損害を出している会社がかなりの数に上っているのではないかと思われるのに、その調査もなく法人税を上げるなんていいだすなんて。


そんなに倒産する会社を増やしたいのかね?と思う。

倒産すれば失業者が増える、生活保護費の支出が増え、失業保険が上がる、勤め人の所得は減る。

さらに所得税を上げれば、当然使えるお金がますます減るし、誰もお財布からお金を出さなくなる。


そうなると、間接税収もへる。


仕方ないよね。

お金ないんだもん。

ないのに出してすってんてんになれば、ますます社会保障に頼る人が増えるよね。


どーするの?


最初にしなきゃならないことがあるでしょう。


まずは緊急時なのだから、どこぞの国にただでやっているODAを即刻そして未来永劫やめればいいのだ。


次に今の消費税を全部復興財源にすること。

そもそも消費税なんてはっきりしないおかしなものはいらないのだ。

例の3年が終わったら、やめなさい。

社会保障費という税金を作り、その名目でその用途だけに使うようにしなさい。


問題になりやすい、不透明にしていい歳出をゼロにすること。

これ、いくらあるのよ。


最後に無駄極まりない大臣職をきり、国会議員の給料を減らすこと。

だって、これ、税金なのよ。

ちゃんと財産や報酬のある人までもらっているんなら、それは全額返せよといいたい。


そして一番しなきゃいけないことは、海外に拠点を持つ企業や人をすべて国内にもどし、国に税金を納めてもらって税収を取り戻すこと。


あと、個人の意思で行われる国や自治体への寄付というものを納税以上にもっと尊ぶようにするために税金面ではなく社会保障面で優遇すること。

誰もが祖国に寄付するようになれば、日本はもっと安全で安心で豊かになり、潤うはずだ。

まあ、透明な運用が必要だけど。

年金運営の失敗を二度としてはならない。

この国にこれができれば、こんな事態に陥らなかったはずだ。


ただの一主婦だって、もといマダムだって、わからないなりに矛盾を感じ、政治家にいいたいことは沢山ある。


そういったことがわからない政治家を選び、国の運営に使わねばならないとは、なんという悲劇だろう。

戦後から脈々と続いた自民党政権の責任を見逃し、言語道断な民主党政権を許している現在は日本国の歴史の恥部でしかない。


いまこそ切り捨てなきゃならんということなのだろう。


・・・・適当な政党も気骨ある政治家もいないのだけれど・・・・・・・・


今後もこの増税の審議を注視せねばなるまい。そして糾弾していかねばなるまい。