こんにちは、ぶどうです。
3月11日の地震から1ヶ月経ちました。
そろそろひと月が経とうとしている4月7日にも再び地震が起き、それからずっと余震が続いていますね。
まだまだ寒い東北地方、被災地の方々の肉体的精神的な疲労を思うと、早く暖かい春になってほしいと願うばかりです。
私が住むところも地震と津波の被害を受けました。
岩手や宮城、福島ほどの被害はなかったものの、海側のまちは破壊され、南側の被災により陸ルートをすべて絶たれた状態で孤立した感がありました。
停電、ガスの供給不安、燃料不足、物資不足などさまざまなことがおきたものの、被害が少なかったため当然支援対象とはならず流れに任せるしかありませんでした。
実際不便はあったもののこれらの問題は時間とともに解消し、3月末には宅配が可能となり4月には灯油やガソリンが手に入るようになりました。
今現在はほぼ元通りとなりました。
そうはいっても4月の地震と停電により、町全体が3月の揺り戻しのような状態になり「またか・・・」の感がありました。
そして非常時は、3月だけでなくいまも相変わらず続いているのだと再認識しました。
まだまだ気を引き締め、非常時への心と物資の備えを解いてはいけないのだと、地震で少々麻痺してしまった心を改めました。
地震のとき感じたこと、地震後に感じたこと、今から考えなければならないこと、私の中で処理すべきことが沢山あります。
そんな中、本日首相演説がありましたね。
なんと薄っぺらい、誰に向けた演説だかわからないもので心底がっかりしました。
ステージは復興へ、という段階に来ているという人もいます。
3月末の段階ではそう思っていましたが、私はまだその段階ではないのではないかと感じるのです。
現状の解決と収束が全くできていないのに、次にすすむのは被災者以外の人の理論のような気がするのです。
被災者の方々は前にすすもうとしてらっしゃるし、前にすすむしかないのでしょうが・・・
おちついた場所で落ち着いて考える時間が誰しも必要なのではないかと、私は思います。
今も災害は現在進行形です。
被災者の方々や被災地の未来へ、これから沢山の支援が必要でしょう。
今しっかり起こっていることを確認し、情報を共有し、解決のための知恵と支援を日本のみんなでがんばっていきましょう。
愛する日本のために。
私もがんばります。