書店の売り上げランキングに目を奪われたぶどうさん。


一位に輝いていたのが、三省堂の「てにをは辞典」

一体どんなものなのだろう。


なんでも、言葉に携わる人に便利な辞典らしい。

その書店に最新のレビューがなかったので、早速なにがしかの感想が書かれたものを捜してみた。


すると、なかなか便利なものらしい。

注意しなきゃいけないのは、現代の言葉を集めたものだから必ずしも正しい用法ではない、ということらしい。


ふーん、そんなにいいものなのか。

ちょっと興味がでてきた。


ぶどうさんはブログを書いているけれど、5年前には自分が毎日のように自説をぶちまけたブログを書くなんて考えたこともなかった。

ブログとは、だれか奇特な人が情報を提供してくれ、暇な人が面白い話をしてくれるもの、などと思っていたのだ。


それがどうだろう。

いまや誰しもがなんの肩書きもなく自由に自分の興味のあることを述べる場としてブログを利用しているのである。

ブログから世に出た人や、そこから生まれた本も、もはや珍しいものではない。


ぶどうさんのブログは、そんな一般人の中の、日々の暮らしの中のことを綴ったもの。

書いていることには、てんでばらばら、統一性がない。

ブログの場合、特定のカテゴリーに絞ったものが人気ブログとなる。

なぜなら、それを期待して訪れる人が殆どだから。


それを全く裏切る形でぶどうさんはブログを書く。

よって、訪れる人の数は少なく、固定の読者さんがいるかどうかは不明。

今これを読んでいるあなた。そして、毎日来てくださっているあなたは、奇特な方です!

ありがとう~!


それは置いておいて。

ぶどうさんは、全く意図なくしてこのマダム道を書いているわけではない。


普通の主婦のぶどうさん、社会にでて働いているわけでも、子供がいて地域社会と関わっているわけでもない。

毎日を、夫と顔を合わせるだけの家庭と言う小さな庭の中で、殆どの時間を一人で誰とも会わず話さずして過ごしている。

社会の小さな窓がネットであり、その中から世の中のことをうかがい知りながら生きている。


自分の身の回りのことだけが現実である中で、卑近に起こったことに一体何の意味があるのか、何を伝えているかを読み解きながら、人生をどう生きるかを考え続けているにすぎない。

それを言葉に変換する作業を、このブログでしているといってもいい。


すでにお気づきのようにこのブログのカテゴリーは、ワンダフルライフであり、エッセイ。

つまりすばらしきかな人生、ワンダフルライフを綴っている、というわけだ。

ちょっとあんぽんたんな記事もあるけれど、そこはご愛嬌で。


文章を書く。

昔はすごく大変なイメージがあったが、今では誰しもがブログを書いている。

読書離れがすすんでいるといわれている割には、皆ちゃんとした日本語でまともな文を綴っている。

作家のように、など気負わずとも、人の目に触れても恥ずかしくない文を皆がかけるということは実にすばらしい。


てにをは辞典なるものまで発売され、それが大いに受けているのなら、それは日本語や言葉に対して沢山の人が関心を抱き活用されている証でもあるだろう。


国語、特に現代国語が不得意だったぶどうさんは、怪しげな日本語を使いながらもブログで文を書き、表現をする練習を続けている。

いつか文を書く勉強をしようかな、と思いつつ、これを本職にしている人は星の数ほどいるだろうから、まあぼちぼち少数の人が楽しめる程度にがんばればいいのかもしれないくらいで落ち着いている。


途中休んだり、また再開したり、こざっぱのぶどうさんらしいやり方ではあるが、人生まだまだこれから。

折り返し地点にさえたどり着いていないぶどうのマダムへの道を今後ともどうぞよろしくお願いします。