念願かなってか、とうとうサラダスピナーをお釈迦にしてしまったぶどうさん。


しかし。

いきなり壊れて、使えなくなってしまったサラダスピナーをどうするかという問題を突きつけられてしまった。


「具体的に何を、いつまでに、どのお店で。」買うかそれとももう買わないかの決断をいま、すぐにでも。


ああ、考えること沢山~

すぐに決めなきゃ、こうなったら~


そうは思うものの、現実の最大の問題は明日も使いたいのに明日は使えないこと。

冷蔵庫にはサラダの材料が沢山はいっているのに。


一晩考えた末(いや、そんなに熱心には考えてない)、壊れたものは潔く処分することにした。

・・・・のだけど、そこはセコイぶどうのこと。


取っ手が取れて使えなくなったとはいえ、野菜洗いのボウルにでもなるのではないかと思ったのだ。


大きいがゆえ、野菜を洗いやすい。

洗ったはいいものの、水は切れない。なにしろ、回す取っ手がとれて、ぐるぐると回すことができないのだから。


見た目は完璧なサラダスピナー。取っ手がないだけの。


まわすことができないと承知の上、何を思ったか蓋をして、折れた取っ手の根元部分そのものをおもいっきり回してみた。


なんと、回るではないか!


ラッキー!(←本当にそう?)


半ばゴミ箱に足を突っ込んでいたサラダスピナーが、我が家に戻ってきたのだ。(←だから、ほんとにそう思うの?)


ああ、これでゆっくりと新しいサラダスピナーを選ぶ時間ができた。(←それならいいけど)

そう思いながら2週間、そのまま何もせずに使い続けている。


最後の使いこみをしながら、サラダスピナーに求めるものをつらつらと考えることにした。


一番大事なのが大きさで、手軽に使える収納便利な小さめのものがいい。

大きいのもたまには便利だけど、年に何度か来るたまにを優先するより日常を優先させたい。


材質は取り立てて考えなくてもいいかもしれない。

なぜならプラスティック製でもそんなに傷が入るわけじゃないとわかったから。

かえってかご受けがガラスなど特殊だと、割ってしまうと代わりがないからこれはダメ。


そしてお値段。

今手持ちのと同じくらいの手頃なお値段で・・・、似た様な理由でまた壊すだろうから。


結論は、小さくてプラスティック製で、お値段安めのデザインがかわいいやつ。


壊したサラダスピナーは、数年前かわいさで選んだダルトンのベージュのサラダスピナー。(でも大きさを確認せず通販でかった。とほほ)

これが一体いくらだったのか、正確には覚えていなかったゆえ参考にネットショップを検索してみた。

すると、同じものが見当たらない。

同じようで違う、「ミニ」を冠したサラダスピナーだけが引っかかる。


もしや・・・・同じタイプにミニができたのか。

いや~な予感とともにページを開いて確認すると、そこには全く同じとは行かないまでも我が家のと似たデザインのミニ版サラダスピナーが掲載されていた。


そして、我が家の異様にでかいサラダスピナーはすでに廃盤の憂き目にあっていたことを知ったのだ。


・・・・・・・・・・収納に困りながら壊れたものをだましだまし何年も使っていたというのに・・・・・・・


もっと早く知っていればさっさと買い換えていたものを、と悔しいものの、ミニのくせに大きいものよりも値段が高い。

それは年月によるものなのか、それともでかいほうがよりチープだったのか。


デザイン、大きさ、お値段一応希望をクリアしているものの、なんだかすっきりしない。

おまけに気づかなかったが某国製。


そういうわけで、これに買い換えるべきか、全く別物を買うか、壊れたものを使い続けるべきか。

真剣に悩みながらも未練がましく壊れたものを使い続けるぶどうであった。