豆乳ヨーグルトの大成功に酔いしれるぶどうさん。


すっかり悦に入っている。

この分では飽きるまで作り続けそうな勢いである。


ところで、驚愕の事実であるカスピ海ヨーグルトのことで。

製品として売っているカスピ海ヨーグルトの菌に家庭で作るうえでの問題があるかといえば、おそらくないと思われる。


甘酒や酒など、製品として出荷するときに発酵を止めなければいけないものは加熱処理をしてあるはずだが、プレーンヨーグルトに関してはその心配はないはずなのだ。

なにしろ、表示したヨーグルト菌が生きていなきゃいけないわけなので。


それに、もし加熱処理をしていたなら、純正のカスピ海ヨーグルトではなくなってしまうだろうし。


今まで人づてにもらっていたカスピ海ヨーグルトのほうがよっぽど衛生的に内容的に怪しげであったことを考えると、純正ヨーグルトでできないはずはないのである。


とはいえ、フジッコは意地悪をいっているわけではないと思う。

製品として売っているヨーグルトを元種にするよりは、販売している種菌を使いましょうとしているのには根拠があるのだろう。

技術的なことやフジッコの思惑は知らないが、普通に考えて衛生的だし内容的によりよいものだろうから。


私は牛乳を使って培養し続けるということができそうないので、今後もフジッコのヨーグルトを買ってきて豆乳カスピ海ヨーグルトを作る予定だ。


今手持ちの元種を培養するとしたら牛乳が必要だし、培養後に残った牛乳の消費に困る。

もし残った牛乳をカスピ海ヨーグルトにして食べると、今度は豆乳カスピ海ヨーグルトが作れなくなってしまうではないか。

どう考えても自ら培養する利点は全くないので、今後もせっせとフジッコのカスピ海ヨーグルトを購入することにした。


一見すごく不経済のようだけど、好きなときに始められ、好きなときに中断できる方法としては、これが一番いいと思うのだ。


因みに、残った豆乳カスピ海ヨーグルトをそのまま種菌として使いまわす方も一部いらっしゃることをブログで知った。

これは個人の自由なので言及するつもりはないが、私はしない。

衛生的ではないし、なんだか中身が変わりそうだからだ。


そういうことで、今後も種菌ではなく製品のヨーグルトを購入させてもらうことにした。


以前は簡単に手に入らなかったカスピ海ヨーグルト。

失敗するともらった人に悪い気がして、脅迫的に続けた人もいるだろう。

とっくにだめにして、自分で続けずに食べられたらな~と都合よく思っている人もいるだろう。


そんなときを経た今。

フジッコが製品化してお店に安定的にカスピ海ヨーグルトを提供してくれているなんて、ありがたいではないか。

せっせと買わないとばちが当たりそうだ。


でも正直、ちょっとお高い気はする。

定価270円。

普通のヨーグルトが安売りで100円強、平常価格で160円ほどを考えると、この田舎で100円以上高いカスピ海ヨーグルトを買う人がそんなにいるのか甚だ疑問。


近所のスーパーの商品棚にいつまでもおいて欲しいからこそ、買いやすいお値段でみんなが買って愛用できるようになればいいのになーと思う。


フジッコさん、がんばってください!


豆乳カスピ海ヨーグルト、お勧めです。

できれば豆乳は固形分の多い、味の主張がないもののほうがよろしいようで。

何がどう体にいいのか、はどうぞご自分で体験なさってください。(なにやら本も出版されているようです)


豆乳ヨーグルトの成功で、不用品であったヨーグルトメーカーは活路を見出した。

後の心配はいつまでスーパーがフジッコのカスピ海ヨーグルトを扱ってくれるかのみ。


そのときは・・・

ブルマンヨーグルトの種菌かカスピ海ヨーグルトの種菌を買うとしますか。


実を言えば数年前種菌をフジッコで買って冷蔵庫に放置していることを、最後まで白状しないぶどうであった。