子供なし専業主婦のぶどうさん。
主婦歴は長くなってきたが主婦として・・どうなのよっという有様である。
家庭での仕事、というのは大体が決まっている。
衣食住に関わること、それに事務的なこと。それで殆どすべて。
慣れたらルーチンワークで済むものばかりで、事務的なことに関してだけは突発的な事柄がいくつか入り込む、そんな感じ。
我が家には子供がいないので、夫の都合第一で、しかも実家からは遠くに離れているので誰かに振り回されるということはない。
かなり人生楽している。(甲斐性のある夫に感謝)
それなのに、どうも生活がうまくまわっていない。
その原因の一つが、ルーチンワークにかぶさっているものができていないことだった。
ルーチンワークにかぶさっているもの?
そう、それこそが、ただのぼんやり主婦とスーパー主婦を分け隔てるもの。
なんのことはない、管理業務のことだ。
ルーチンワークをするだけでは、家庭も人生もうまくまわらない。
そこに管理という意識がかぶさらなければ、なにごともからまわり、大事なことが雲散霧消してしまう。
通常家庭での舵取りは夫の役目。
しかしそれは外面的なことで、家の中での舵取りはむしろ妻の役目だ。
家の中のことを殆どすべてカバーしているのだから、当然そうなってしまう。
そうなると、管理業務も妻の役目。
私は、この管理業務が全くできない。
管理というものができないことに、最近やっと気がついたのだ。
どうりで家の片付けも、お金や保険の管理も、健康の管理もなっていないわけだ。
(おいおい、感心してどうするよ?)
自分のだめさ加減に改めて凹んだが、空回りする毎日のからくりがようやくわかった気がした。
しかし待て待て。
スーパー主婦とならずとも、ぼんやり主婦からただの主婦に昇格する機会と時間はまだまだ人生に残っている。
今考え付いたところによると、その方法はどうやら単純なことの積み重ねらしい。
1.きちんとした毎日を積み上げていけば充実した人生になる。
2.きちんとした毎日とは、ルーチンワークの実行とその管理の組み合わせ。
3.ルーチンワークは生きていれば必然的に発生する、処理しなければならない事柄。
4.管理は手段の確保や要不要の検討や頻度や手入れや物事の整理整頓。
つまり、1のためには2を、2のためには3と4を実行すればいいのだ。
正直言うと。
私は、3のルーチンワークさえ満足にはできていない。
好きなことはするけど、嫌いなことはしぶしぶやる、そんな感じだ。
(やらないことも多いけど)
4は、上述のように、まるでできていない。
ちょっとどころか、かなり問題のある主婦である。
どっちもがんばればいいのだろうが、私は器用でないため、どっちもはがんばれない。
それに、まずやるなら3のルーチンワークの実行からだ。
そういうわけで、ルーチンワークの実行を第一のハードルに設定することにしたぶどうであった。