十得鍋の不足の点をカバーする、鉄のフライパンを手にしたぶどうさん。


まこと賢い選択である。・・・・といいたいのだが。

実はこの選択の間にずるをしてしまった。


白状すると、手持ちのフライパンは一つだけではない。


テフロンのフライパン2つ(22センチと24センチ深め)とエンボスフライパン(26センチ普通)、そしてビタクラフトのフライパン(28センチ普通)を持っている。(それと今回購入した極22センチ深め)


使用頻度がダントツ高いのは22センチのものなので、今回の買い物は大変良かったと思う。


・・・・けれど、鍋の選定をするときについでに手持ちのフライパンの検証をし、便利さにびっくりしたものがあって、こいつにゴニョゴニョ・・・・。


それは、ビタクラフトのフライパン。

6年も前に某通販サイトで安売りだったもので、ブランド名と安さに魅かれて購入したもの。


多層鍋の使い方など知らず、多層鍋は火力が弱くて使えるという点に注目し、蒸し器の下鍋用に購入したのだ。


しかし上ものの蒸篭が収納に困るため、結局蒸篭は買わず、ジャムを煮詰めたり、大物を茹でたりするだけの鍋となり、1年に何回かしか使わずにしまいこんでいた。


とにかく大きくて重いのだ。


けれど、無水調理ができると謳ってるだけあって、少ない水で茹でものができる。

しかも大物(とうもろこしやほうれん草)を丸ごとや、幾種類かを同時に調理できるのだ。


なぜかパンケーキもきれいに焼ける。

焼きナスもできる。


炒め物は水分がでてぐずぐずだけど、できないことはない。

ソースやジャムを煮詰めるなどの作業は得意。

そして冷めないし、保温調理できる。


すごくいいことばかり書いているが、ビタクラフトにも苦手な点はある。

卵ものは難しいし、餃子、チャーハン、やきそばなどもできないことはないが、すごいできばえ。。。にはならなさそうだ。(試していないが、推して知るべし)


検証中は大きい、重いのデメリットには目を瞑り、とにかく使ってみた。

そして、ビタクラフトがとても便利だということを体感した。


問題は、「おおきい、重い」


持ち上げるのも大変だが、洗うのにシンクの場所をとるし、水を流すときもやっぱり大変。

洗いかごに物が入っていると、絶対に入らない。


そしてそこで・・・・魔が差した。


ビタクラフトの小さいフライパンを買ったら、すっごく良いんじゃないか?と。


ビタクラフトは、あくまでフライパン。十得鍋はソースポット。

そう考えたら競合しない。

(このときは極は購入していなかった)


うちの場合ほぼ菜食なため、野菜をゆでると言う作業がとても多い。

ある程度量のある、でも大量でない野菜を茹でたりするのには、ビタクラフトの小フライパンがお役立ちかも?!

それに一人分の昼食のときも活躍するかもだし。


そう、急に思い立ってしまった。


なんと安易な考えであろうか。

そしてそれを後押しするかのように、ビタクラフト情報が飛び込んでくる。


ドンッきっといいに違いないドンッ


まったく、どんな頭の構造をしているのか、そう思い込んでしまったぶどうであった。