冷凍庫にひっそりたたずむ蒲焼きひとつ。
今晩は蒲焼きだ!
鼻息荒く夕飯の用意に取り掛かるぶどうさん。
せっせと薄焼き卵を焼き錦糸卵をこさえていく。
はて、今日は土用の丑の日かというと、さにあらず。
夕飯の献立に困窮したときの手抜きのための秘蔵っ子・・・
単なるお助けメニュー♪
まあ、そういうときもあるわよな。
温めるばかりに用意したうなぎさん、出番を待つが待てども待てどもそのお役が回ってこない。
今日は遅いという予感はしなかったのに、おかしいな~と首をひねりつつ帰るコールを待ち続けた。
何の根拠もない予感で動くあんたはどうかしている、ということは置いておこう。
やっと電話が鳴り、夫が帰ってきたのはもう21時過ぎ。
こんな時間にうなぎの蒲焼きかあ・・・・
さすがに40代、消化機能は落ち始めた自覚あり。
蒲焼きだとご飯もすすむ。
まずい。それはまずすぎる!
何をかんがえたかぶどうさん、とっさにうなぎに元の冷凍庫への蟄居命令を下した。
な、何をする気だ?メインディッシュがなくなるではないか!
そしておもむろにひとつの取り出したるは、やはり蒲焼き。
堂々たる蒲焼きなのだが・・・・・秋刀魚のヽ(゜▽、゜)ノ
しかも缶詰(`∀´)
遅くまで働いて缶詰の秋刀魚の蒲焼きと、全く意味のなくなった山のような錦糸卵をサラダとともに食べさせられるかわいそうな夫。
遅い時間にカロリー過多のうなぎの蒲焼きはアラフォーには毒よ・・・
そう夫を気遣うふりをしてその実、手抜きアイテムをさらに次に回したことは口が裂けてもいえない。
いえやしないよ・・・きゅっきゅっきゅっきゅっ(`m´)←ちびまるこちゃんの野口さん風
悪知恵も知恵のうち、生きてるうちに使うべし、などとほざく、とんでもマダムぶどうであった。