このごろ食い意地がはっているぶどうさん。


もともと空腹を我慢するのが苦手で、ついついつまみ食いをする。

それどころか、お昼に夜に、ちゃんと食べるのにデザートまで食べてしまう。


これは。。。。肥満街道まっしぐらではないか?!


体型的に恐ろしいことにならないうちになんとかしなきゃと、思うだけの日々。


ある日、いつもは冷蔵庫に何かしらある残り物が見当たらず、お昼に全く食べるものがないことに気がついた。


私はとにかく主食、というか穀物系がたっぷりないと嫌なのだ。


ご飯はないし、パンもない。

パスタやうどんを茹でる時間が待ち遠しい。

ホットケーキは焼きたいが、毎日じゃ体重が恐ろしい。


うーん。


ふと粉を入れている戸棚にオートミールが入っているのを思い出した。

お菓子に料理に、たまに使っているので、オートミールは常備している。


学生時代はオートミールが好きでよくポリッジにしていたっけ。

それほど工夫を凝らすことなく塩と牛乳でたべていたような。

懐かしさも手伝って早速作ってみた。


一度にどれくらいを食べていたのかさっぱり思い出せなかったが、適当に鍋にいれ煮ること3分。

あっという間に出来上がった。


学生時代に買っていた屑ばかりのク〇ー〇ーのオートミールとは違い、食材店で買った粒の大きなオートミールはなんだか豪華に思える。


今はなんでもネットで簡単に手に入る、便利な世の中になったもんだと妙に感慨深くポリッジを眺めながら、塩と豆乳を加えて久しぶりの味を堪能した。


簡単便利でおなかにたまることもあって、この頃お昼にたびたびポリッジをいただくようになった。


ポリッジといえば、赤毛のアンを思い出す。


アン先生に「ポリッジを全部食べられなくて・・・」という男の子は、どんな味のポリッジをおばあさんから作ってもらっていたのだろう。


アンの世界に気持ちをはせ、すっかり気分はアンシャーリー。


しかし、体型的にはマリラの友人、レイチェルリンド夫人でしかないぶどうであった。