年齢の進み方は、生まれてからの歳月ではないのではないかとふと思う。
心と体の成長の仕方、老成の仕方というのは、同じ時間軸でははかれない。
現代は、幼少より学校システムというものに投げ込まれるがゆえ、能力、体力などが同じように進むという前提の下で人生は進んでいく。
けれど教育というものは、人と同じ速度で進まねばならぬものではないと思う。
また教育とともに教養や経験はそれと同じ足並みで進むのが理想ではないだろうか。
人生は、オーダーメイド。
一人一人の歩みの速度にあわせ、必要なものを確実に身につけられるような社会を作り上げるということこそ大事である。
そしてそれは決して理想や夢物語ではない。
マダムとは、自分道を進むだけの女のことではない。
自分、そして自己を取り巻く小社会、大社会をがっちりと支えることもマダムの務め。
後進を育てよりよい未来を用意する礎となるもののことでもある。
がんばろう!未来の、現在のマダムたち!
マダムは若さや美しさだけを求めるものにあらず。
社会の重要な骨組みを築くすばらしい人財である。