北国にすんで、はじめてみた商品やどこにでもありそうでない商品があるのを知った。
それはおいおい紹介していく。
手始めにイギリストーストというものを紹介しよう。
これは、工藤パンという北国の製パンメーカーが出しているロングセラーパンだ。
12枚切りくらいの山形食パン2枚の間にグラニュー糖とマーガリンを挟んだもの、らしい。
らしいというのは、見ただけで買ったことがないから。
このイギリストースト、北国の人には絶大な人気らしい。
これを取り上げたのは、某美人市議といわれる方のブログを拝読したときに、この話題が出ていたから。
なぜに食パンにマーガリンとグラニュー糖をはさんだものが北国だけで売られ、しかも愛されているのか。
この点にかなり興味を持ったのだ。
私が小さいころ、友達の家ではおやつと称して食パンにマーガリンを塗りどっさり上白糖をかけて食べていた。
それが面白くておいしそうで、やってみたいと母に言ったところ、そんな食べ方はいけませんと叱られた。
パンにマーガリン、そして砂糖。。。確かにすごい組み合わせ。
なぜいけないといわれたのか今もってわからないが、昔で言う成人病になりそうな組み合わせかも。
これが、よそでは見られず北国では支持され商品として存在し、ロングセラーなのだからやはり癖になる組み合わせだったのかもしれない。
さて、その価格だが。
価格は100円である。
高いか安いか。
かなり微妙だ。
工場パンで1斤300円って、ほとんどないが、仮に300円としよう。
12枚切りとして、2枚使って50円。
マーガリンを100g150円として10g使ったとして15円。
グラニュー糖1kg250円として10g使ったとして2.5円。
合計約68円
家で同じようなものを作るとしたら、この値段。
工場の場合原料が仕入れ値であることで、さらにひとつあたりのコストは下がる。
ただし、包装し箱詰めし店へおろすという作業があり、それプラス設備投資と工場の利益分、小売の店の利益が上乗せされて店頭価格になる。
では、食パンにマーガリンとグラニュー糖を塗っただけの製品の1個当たりの値段が妥当かどうか。
それは私にはわからない。
私の場合はものめずらしさはあったが、値段の妥当性と魅力が欠けていたので購買意欲は起きなかった。
けれど、北国の人にとっては懐かしい味でありいつもの味であること、また個包装であるので携帯やおやつに便利ということで支持されているのだろう。
土地にはそれぞれに名物あり。
よそ者には値段と価値がちぐはぐに思えたり妥当に思えなかったにしても、名物たる理由が必ず存在する。
郷に入らば郷に従え。
ならば、そこのスーパーに足を伸ばして試しに買ってみようかしら。
はまらないといいけどねえ(((( ;°Д°))))
マダムは地域密着型。地域特有商品をチェックすべし