ほうじ茶を買ってみた。
なんのことはない、定番の玄米茶がないのでつなぎのつもりで。
玄米茶は、夫が好んで朝飲んでいく。
緑茶より胃にパンチが来ないからだとか。
玄米の分カフェインの量が減るのだろう。
ほうじ茶も焙じた分カフェインの量が少ないとは聞くが、それほど減ってはいないらしい。
だからノンカフェイン飲料などと思って飲んではいけないようだ。
さて、私はほうじ茶が嫌いだ。
お茶に好き嫌いがあって、抹茶や煎茶コーヒーや紅茶は飲むが、基本的にほうじ茶番茶は飲まない。
嫌いだからだ。
匂いがなんとなく駄目なのだ。
安い食堂やおもてなしに番茶やほうじ茶が出ることがあるが、ありがたいけれど殆ど飲まない。
おいしくないからだ。
しかし、今回初めて買ったのには訳がある。
ミーハーだが、国産「オーガニック」表示があったから。
いつも茶葉は決まったお茶屋さんのものなので安心しているのだが、新茶を前に玄米茶だけ手持ちがなくなってしまった。
茶葉はそのまま飲むものなので、まともなものがいいけど、どうしようか~と思っていたところに生協の注文書が!
250gも入って600円しなかったので、お安い!と即決。
後で考えてみれば、緑茶の値段は知っていてもほうじ茶の値段なんて知らなかったから、なんとまあ早とちりなことよ・・・
ほうじ茶の葉の大きさに驚き、必要な茶葉の量など皆目わからなかったが入れてみて思ったことは。
意外や、自分で入れると香りがいいことに気が付いた。
けれど、飲んでいない。
やっぱり嫌いだから・・・・
どくだみ茶のあくをちょっとのぞいたような、そんな味に似ていると思う・・・
ほうじ茶はまあまあ好きな夫に、味はどう?と聞いたら、ちょっと濃いというので茶葉の量を変更したくらいで今に至っている。
味はおいておいて、ほうじ茶の香りはとてもいい。
キャラメルや紅茶の香りに近いものがある。
ほうじ茶を使ったお菓子のレシピがこのところちらほら見受けられるが、この香りのよさを利用しているのだろう。
紅茶や抹茶ほどコストがかからないのもいいところだろうし。
そして、ほうじ茶を試して一番感心したことがある。
それは、茶葉の粗さ。・・まあお茶としては低級品ってことなんだろうけど。
なんと流しの掃除のしやすいことよ。
それと同時にほうきで掃くときに使う茶葉の謎がやっととけた。
掃除用には、煎茶でなく番茶やほうじ茶の粗い葉っぱを使うのね!と人生折り返し地点付近でそんな初歩的な発見をしているぶどうであった。
ところで、急須、専用のものがよさそうです・・・
マダムは香りを大切にする女。ほうじ茶には、ほうじ茶用の急須を用意すべし