明日から連休だ。
30,1日は平日なんだけど、強制的に有給休暇をとらされる夫は連休になる。
取り立てて出かける用事はないが、ぶらりと日帰りで近場へゴー!なんて考えている。
人ごみが好きではないので、できれば渋滞の予想されるところは避けて通りたい。
さて4月29日。この日は必ずお休みだ。
昭和の頃は天皇誕生日。
崩御後はみどりの日。
でも今は昭和の日。ややこしい。
なんでもいいのだが、昭和の日ってどんなイメージを子どもは持っているんだろうか。
この世の中は昭和生まれがまだまだ多いが、昭和を語ることができる人はどんどん減っていっているかもしれない。
特に戦前、戦中生まれはどんどん減っていっているし、戦後生まれでさえ還暦を越えている。
私のように戦後かなり経ってから生まれたものでは、娯楽や消費文化以外に語れるものがない。
私にとって昭和の文化は、がむしゃらで使い捨てというイメージしかない。
近所付き合いはあったし、近所に子どもは沢山いるし、面倒見のいいおにいちゃんおねえちゃんがいて、お下がりが回ってくるなどいい面はあった。
一方で目新しい不思議なものがいろいろ出ては、ブームは去り新しい物が台頭するそして飽きるという繰り返しをしたような気がする。
うちには子どもはいないが、社会の大人として知るところを残していきたいものだ。
しかし、何を残す?ときかれたら、うーむ、正直考え込んでしまう。
文化とは、過ぎ去ってみなければ纏め上げることができないものなのだろうか。
なんにしろ29日は毎月ニクの日ってことは確かだ。
いや、フクの日のほうがなんだかおめでたいかも。
そんなことを言いながら、29日からの連休を心待ちにするぶどうであった。
マダムは社会に生きる女。世代へ伝えるものを意識して生活するべし