マダムのお風呂は優雅だ。
現実は殺風景な風呂なのだが、そこはそれ。
ゆったりと湯船につかり心ゆくまで一日の疲れと汚れを落とす。
ここで慌てて、入浴を切り上げようとしてはいけない。
風呂に入っているときに残っている家事のことを考えるのはやめよう。
だって、もう殆どすることはないのだから。
風呂に入る前にあらかた済ませておけば、湯上りのあとは、欲張らずできることをするのみ。
余計なことをしようと考えては、折角の入浴タイムが優雅ではなくなる。
すっきりさっぱり優雅なお風呂。
これは時間と気分が優雅なだけなのだが、それこそまさに贅沢。
マダムは優雅と贅沢がよく似合う