こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
最近は日に二回植物に水やりをしています。
植物も人間同様のどがカラカラになるんでしょうねえ。
みなさま、しっかり水分と食事をとって、今日もお元気にお過ごしください。
本日一つおぼえのお話です。
夢のグランドピアノを購入すべく日々悩んでいるぶどうさん。
で、弾いてみた。
普通の人には簡単な行動だが、出不精かつ自意識過剰のぶどうさんのこと、これは大変な決心であった(たぶん)
結果的に良かったと思う一方、何を買えばいいのか全然わからなくなった。
欲しいと思ったものは買えなかったし、田舎の町にあるピアノ以外に実際に弾いて決定する選択肢がないからである。
妥協して買えば、後悔する。
予算度外視すれば、現実生活に問題がでる。
悩ましい。
ん?
どっちもだめじゃないか。
そんなわけで、予算内の、妥協ではなく納得できる点のあるピアノを買うことにした。
選定の難しさから、狙えるなら新品だが中古も視野に入れることにした。
理由は、価格の高騰だ。
ピアノは毎年ものすごい勢いでお値段が上がっている。
インフレ率で行けば、家や車同様かなりなものだ。
高騰の理由は、原材料費や人件費の上昇だけではなく、国内生産台数の減少も関係しているときいた。
昔は沢山作っていたが、それほど作らなくなったのも理由だとか。
そういうもの?
子供の数は減っているが、昔に比べピアノ学習のハードルは低くなっている。
ピアノを習っている人数は昔と同じくらいはあるのでは、と思う。
それに大人のピアノ学習者は増えている気がするのに。
アコースティックピアノの生産台数減が、住宅事情による電子ピアノの普及のせいだとすれば、なんだか皮肉だけれど。
それはそうと、ぶどうさんは自意識過剰である。
だから人前でピアノを弾きたいとは思わない。
派手に失敗したら立ち直れなくなるからだ。
よってピアノは自分のためだけに弾きたい。
それでも、3年前にピアノを再開したときから定期的に地域の弾きあい会に出るようになった。
人前での演奏が自身の勉強になると、いろんな方がおっしゃるからだ。
コンクールにでようとは思わないけれど、せめて弾きあい会には参加して経験を積むことにした。
それでいっぱいいっぱい。
そんなぶどうさんが、ピアノ屋さんで試弾をする!のはかなりの勇気が必要だった。
出来れば自分で弾かず、だれかを連れて行って、もしくはピアノ屋さんの店員さんに弾いてもらいたいくらいだった。
音が分かればいいから。
さすがに頼めそうな人がいなかったので、独りで行った。
最初に行ったヤマハ系列のお店では、運よく売り場ではなくレッスン室にこもって試弾できた。
それで度胸が付いたのか、他のお店では店先で弾かせてもらった。
お客さんがいなくてよかった(笑)
弾いたのは、全部同じ曲だった。
同じ日に同じ曲を、違うピアノで弾く。
そんな経験が今までなかったが、これはピアノ選びにすごくいいことだと分かった。
タッチ感、鍵盤の戻り、音の大きさや心地よさなど、とてもわかりやすかった。
できれば低音から高音までまんべんなくある曲の方がよかったのだろうが、ほぼ仕上がった手持ちの曲は1つしかなく、それで済ませてしまった。
もう2~3曲あればよかったなあ。
それか店員さんにお願いすればよかったかな。
いやいや、自分で弾いて確かめたのだから、エライと自分を褒めておこう。
田舎の主だったピアノ屋さんの試弾は済んだが、納得してピアノをきめたいので、しばらくは馬鹿の一つおぼえのようにその曲を維持していくことにした。
同時に今後弾きたい、時代や作曲家を絞ってその中から手持ちの曲を用意しようと思った。
なかなか良い発見だった。
ピアノ屋さん、ありがとうございました。
ちなみにピアノ屋さんで弾いたのは、リストのコンソレーション3番。
へたくそでも溺れそうな曲。
これでよかったのかどうかは、意見の分かれるところだ。
弾く分にはとっても癒される曲なのだが、酔っぱらった大人のピアノ演奏を延々ときかされてげんなりされであろうことを考えると、申し訳ないことをしたと反省するぶどうであった。