映画「ドアマン」という作品をアマゾンプライムビデオで何となく視聴。護衛任務に失敗した女性海兵隊員が失意の除隊。親戚に薦められたマンションのドアマンとして再出発したが、そのマンションに強盗団が押し入り...という展開。
強盗団が押し入ったとき、マンションは改装中。ほとんどの住人は不在で、残っていたのは老人夫婦と学者家族(父親と子供2人)の2世帯だけ。この学者家族が主人公の亡き姉の夫と甥姪であるところが物語のポイントのひとつで、ダイ・ハード的な味付け。
主人公の行動、強盗団の動機、マンションの構造など、いろいろな要素が絡んでいますがストーリーはリーズナブル。「ドアマン」というタイトルも一ひねりされている感があり、単に主人公を指しているとはいえないと感じました。
難を言えば、強盗団の雇い主のジャン・レノのイマイチ存在感と、強盗団のリーダーの詰めの甘さ、でしょうか。この辺をもっと詰めていればB級アクションを超えたかも。
キャスト面では伊藤英明さんが強盗団の一人として登場。このあたりは日本人俳優の海外での地位がわかるようで複雑でした。