※術後、体調不良が著しかったのですが皆がなるわけではありません。後々に搔爬手術が原因というよりそれ以前から長期にわたるストレスが原因だったことがわかりました。
暗示にかかりやすい方は読まずにスルーしてください☆
搔爬手術当日は出血と生理痛のような下腹部痛があり帰宅後はずっとベッドで横になっていました。
麻酔のせいか、当日はあまり眠れませんでした。
翌日、出血も下腹部痛も徐々にやわらいでいきました。が!
3日目の夕方から何故かめちゃくちゃお腹が痛くなり立っているのもしんどくてベッドでうずくまっていました。。
不安になったのでネット検索してみたら、「搔爬手術後、子宮収縮でお腹が痛くなる」という記事をみつけて少し安心しました。
わたしが手術を受けた病院は、抗生物質のみ処方されましたが、子宮収縮剤を処方される病院もあるみたいですね。(これもネット情報(・・;))
「子宮収縮剤を飲んでいたらこんなに急激にお腹痛くなったりしなかったのかなぁ。。」と思ったりしていました。今思うと、産後の後陣痛より痛かったです( ; ; )
鎮痛剤も処方されていなかったので市販の鎮痛剤を飲んで寝ました。
そして早朝、鎮痛剤がきれてまたお腹が痛くなったので再度鎮痛剤を飲みました。いつも生理痛がひどいとき等に服用していて飲み慣れてる薬でしたが……ドキドキ…ドキドキ……何故か急に動悸が。。
怖くなってきたので目をつぶって無理やり二度寝。。
「ガチャン」
………!!
ドアが閉まる音で目が覚めました。
旦那が仕事に行ったのか。。
と、思ったら突然、尋常じゃない動悸と不安感!!
え?!え?!なに!?
はじめてのことでわたしもめちゃくちゃパニックになって家中をウロウロ歩きまくって(当時の家、激狭だったのに)いました。
理由がわからないのに「どうしよ、どうしよ」とものすごい不安になり、涙がバァーってでてきて心臓はバクバク!!
旦那や姉に電話しましたが、出ず。
怖い!!どうしよう!
とりあえず病院へ行こう、と思いました。
あ、でもきのうお風呂入らないで寝ちゃったんだ、と思い出し、パニックになりながらも悠長に朝風呂入りました(´ι_` )
家の中で倒れたら誰にも気付かれない!と思い外に出て搔爬手術した病院に電話してみましたが休診日ーーーorz
べそかきながら外を徘徊。。歩いて歩いて歩きまくっていたらなんだかだんだん落ち着いてきました。(2〜3時間くらい歩いていました(´ω`;))
そして他の婦人科病院に電話で事情を話してみたら診てくれるとの事で、さらに30分ほど歩いて病院へ行きました。
こんな心境だったからか、病院の受付の方、看護師さん、みなさんとても感じが良くて親切で…それだけで泣きそうになりました。
エコーと内診で搔爬手術の術後経過を確認してもらいました。結果は異常なしでした。
「初期流産でもお産をしたのと同じことだから、心身ともに疲れています。ゆっくり休むこと!
身体を冷やさないこと!」
漢方薬を処方されました。
先生は男の先生だったのですが、すべてにおいて事細かに説明して下さり安心することができました。めちゃくちゃ早口で聞き取るのが困難ではありましたが(^^;;
その後、こんな症状がありました。
・動悸
・不安感
・息苦しさ(空気が薄いような気がする)
・食欲不振
・不眠
・パニック
・落ち込みやすい
・幽体離脱したような感覚になる(解離現象)
・朝起きると絶望感
・時間の流れが遅く感じる
鬱っぽい症状なのかな??
どれもはじめての事で、「まさか自分が鬱やパニックになるなんて。」っていうショックでまた落ち込んだりしました。
新婚で、これからたのしいこといっぱい!と思っていた矢先。旦那に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
具体的にこんなことがありました↓↓
●食べ物を食べたり、薬を飲むと動悸・不安感のビッグウェーブが来るので、一時期は食べることが怖くて3〜4kg一気に痩せました。
それまではどんなにがんばっても痩せなかったのに(笑)
●泣いたり感情が起伏すると手足が痺れ、手の親指と小指がくっつくように丸まって動かなくなったりもしました。
身体の電解質が不足するとなるらしく、ポカリやウィダーを飲んで対処していました。
●電車に乗ってドアが閉まるとパニック!
スマホでアレクサンダーさん(川崎希さんの旦那様)のブログを読んだり、ポイントサイトのアンケートに黙々と答えていると気がまぎれました。
何かに集中して気をまぎらわせればなんとか大丈夫でした。
●テレビが怖い。とくにバラエティ番組。
当時、小林麻耶ちゃんも同じことを言っていましたが「自分のテンポ以外ですすむことが恐い」みたいです。
バラエティはテンポが早いから見ていて恐かったのかな。麻耶ちゃんはエレベーターも怖くて乗れなかったみたいです。
わたしら旦那がせんべいを食べてる音も恐くて不快でした。。
●過敏症?になっていたのか、感情がすべて×10倍くらいになっていました。ちょっとしたストレスで何もかもいやになって発狂しそうになることもしばしば。
●歌の歌詞を聴いたら涙がでたり、今までになかった感受性が芽生えました。
それまでは色々な経験や"慣れ"により感覚も麻痺していましたし、心が動かされたり感激することもあまりなくなっていました。ある意味、人間の心を取り戻したのかもしれません。
●夕方になると動悸、不安感。
赤ちゃんが黄昏時によく泣く感じと同じなのかな?とんでもなくおセンチな気分、、というより落ち込みやすくなりました。
疲れが出やすい時間帯ですし、交感神経と副交感神経が切り替わる時間帯だとかなんとか。。
こういった「初めまして」な出来事が、突然ドバーっと起こりめちゃくちゃ戸惑いました。
完全に「鬱」になったと思い、区が無料でやっているメンタルヘルス相談へ行ってみました。
カウンセリングの先生は、聞き出しがとても上手で妊娠〜流産の話や、そこから遡って数年の話をしました。
その先生によるとわたしは、「不安神経症」と言う症状だったそうです。
原因はここ数年の精神的疲労。。
わたしの旦那は暴力は一切振るわないのですが、すぐカッとなって大声で怒鳴ったり暴言を吐いたりします。
入籍してから旦那は仕事を3回も解雇され、「この先どうしよう」と本人以上にわたしが思い悩んでいたんです。
そしてカウンセリングの先生は、「お話を聞いていると貴女より旦那様の方が心配だわ。一度、旦那様を専門医に診てもらったほうがいいわ。」と言われました。
どれが正解なのかは定かではありませんが、なんとなく原因がわかると少し安心できました。
自分が今、どんな状態なのか、何と言う症状なのか、それをわかってくれる先生がいることもかなり救われました。
「搔爬手術後の体調」と題していますが、結局は搔爬手術だけによる体調不良ではありませんでしたが、自身の記録としてブログに書かさせていただきました。