
こぷさんのVISION祭の一環として、久しぶりにSPEEDちゃんの『アンドロメディア』を見ました(だから実質この記事が『VISIONブーム7』になります)。
…あらかじめ書いておきますと…
私、昔からこの映画、大好きなんです。実は地味に三池崇史さん監督作品だったりします←
とにかくVISION関連の映画と言えば、主役はほぼだいこ(ry…で駄作とまではいかないまでも、イマイチな映画が多い中、唯一のまあまあマトモな映画なのではないかと。
とゆーことで、今回のテーマは『映画と主題歌の良好な関係について』です。
とにかくこの映画、余計な演出さえなければ、カメラワーク・編集・舞台+小道具(海と砂浜+桜の木という、なかなかありえないコントラストが物語上いい味を出しています)は素晴らしいんですよね~。
この映画の恐ろしいところは、その『余計な演出』の一つとして、ほぼほぼDA PUMPのプロモだろうという時間に10分も使っているところww
敵に追われてるシーンでのカーチェイスはまだよいんですが…
突如『Feelin'Good』が流れだし、DA PUMP+ヒーローの5人を背景に

ぼーんっ!!と車が爆発して次のシーンで

踊り出すしw(゚o゚)w

私の写メでは伝えきれないのが残念なのですが…ISSAの若さ・チャラ男さ・カッコよさがハンパじゃなくて、思わず声をあげましたね!さすがは『DA PUMPはISSAを売り出すために結成された』と言われるだけあります。


まあ、何にしても、4人でこんな楽しいシーンなんかもあり、4人でワイワイやってるのはファンとしてはほほえましいかぎりです(映画の出来・評価とは全く関係ありません)。

KENちゃんなんて、メガネぱりーんっ!だし!!!
ホント、無理矢理捩込まれた感のある10分間でした(三池監督…ホントすみません…)が、DA PUMPに最大風速でハマっていた頃は、このシーンを何度も何度も見ていたのですよ煜

他にも演出上様々な余計な要素を取り除けば、『ユウとマイ(AI)の恋愛ストーリー』としては、SPEEDのヒロちゃんがなかなか頑張っていたことや演出なども手伝って、感動的な物語になっています。

ラストシーン。そして次のシーンで

『ALIVE』が流れます!このシーンでのフレーズが♪絶え間無く打ち寄せる波よ この切なさはどこから来るの♪の部分なのがニクい!!
単独で聴いても感動的なこの歌がエンディングで流れることによって、演出上イマイチなことも意識から浄化されるんですね!!さっき2回ほど泣いてしまいました←
歌の力が映画の価値を上げているんですね。まあ、もちろん歌の力だけで傑作・名作になるはずもありませんが、心に心地よい余韻が残り、見ていた自分が救われた気持ちになれるのはデカいです。そして歌の感動的な価値も上がるとゆー好循環が起こるのです。
ゆえに私は昔から『アンドロメディア』が好きですよ~という話。
似たようなことは、Lead谷内伸也くん主演の『棒たおし!』にも言えまして。

何のこたあない青春ストーリーなんですが、主演の谷内くんが演技がお上手でなく(まさに『棒』)、このコ主演に決めた方は一体何を血迷っているのでしょう?とゆー感じなのですが、
それを補うようにFLAMEの金子恭平くんが頑張っていて、
最後に『FLY AWAY』が流れるのです。
単独で聴いてもスーパー名曲なわけですよ、『FLY AWAY』。自分の中ではアイドルソングNo.1、J-POPの中でも屈指の名曲だと思っています(歌唱力は別)。ようつべ等で是非聴いていただきたい。
エンディングで流れることによって、青春の甘酸っぱさ・切なさ・はかなさ・懐かしさを映画で描かれていた以上に増幅してくれるのです。
そして歌詞が映画の内容とマッチングしているという意味で、本当に素晴らしい!実は映画の内容を知って、歌詞に重ねることで、前よりももっと『FLY AWAY』が好きになりました

歌の力は時にイマイチな映画でも『チョットだけイイ映画』に変えてくれるんですよ~の2例目でした。
そして…
こないだ見たばかりの、FLAMEの伊崎兄弟の『デビルマン』は…ヒロちゃんの歌でも救われることはありませんでした…ww
それではまた
