はい、今回はSPIRAL LIFEです。

へーさんが石田ショーキチさんのプロデュースワークのアーティストを取り上げてらっしゃった直後に『デトロイト・メタル・シティ』の放送があり、それを記事にしちゃってから、

SPIRAL LIFE→AIR→SPIRAL LIFE→SPIRAL LIFE→…の音楽鑑賞生活が始まりました。

せっかくなので、SPIRAL LIFEについて語ることにします。

まず。

『BAKU』というバンドをご存知でしょうか?

『ぞうきん』という曲がちょっと売れたバンドなんですが。

親友がBAKUが好きでBAKUバンドをやっていたくらいなんですが、

そのときよくBAKUのメンバーの話で「そうちゃんが…」「くるちゃんが…」という話をされてました。

この『くるちゃん』が車谷浩司さん、後のSPIRAL LIFEメンバーで、後のAIRです。

だから当時、正直BAKUにはそんなに興味はなかったんですが(私はWANDSとか流行りのビーイングサウンドなどを聴く傍ら、遊佐未森さんやZABADAKなどを聴いているとゆーよく分からない音楽生活を送っていました涬)、

車谷浩司さんの顔と名前は知っていました。

そしてBAKUはいろんなことがあって、ドロドロの解散をむかえてしまうのですが、

そんな過去を背負って、車谷さんが新しいバンドをスタートさせるという知らせが。

何故か興味がわきました。

そして。

すごく気に入ってしまい、ハマりました!!!キラキラ

すごくヘビロテしました。

きっと、車谷さんはやりたい音楽に出会えたんだろーなとまで思いました。

が。

SPIRAL LIFEも長く続きませんでした。

2人組ユニットとしてアーティスト生命が短いところとか(不仲説含む)、その後のソロ活動の在り方などが、フリッパーズ・ギターとSPIRAL LIFEはものすごくかぶるんですよね、自分の中で。

その後、車谷さんはAIRとして活動(今は終了しました焏)、石田ショーキチさんはプロデュースワークで精力的に活動しながら、スクーデリア・エレクトロ(←もともとはプロデュースチームなんですよね)、MOTORWORKS(元L⇔Rの黒沢健一さん、スピッツの田村アキヒロさんとのバンド)として活躍。

私はどちらかというとAIRに偏ってその後を追いかけてました。石田さんはプロデュースワークで名前を見かけると嬉しいという追いかけ方でした。

AIRを追いかけることで、坂本真綾ちゃんなどの菅野よう子サウンドを支え続けていた渡辺等さんと佐野康夫さんの生演奏を聴くことができたのは幸運でした(それこそ渡辺等さんは遊佐未森さんやZABADAKのレコーディングミュージシャンの頃から知ってました)。

AIRの楽曲のほとんどは車谷さんと渡辺さんと佐野さんでされていて、ツアーも同じメンバーでやっていたので、すごく贅沢な3ピースバンドとして見てました。

AIR終了の経緯はよく知らないのですが、一説によると、佐野さんがドラムを担当できなくなったからと言われています。すごく残念です。

で、SPIRAL LIFEの楽曲なんですが、ポップスとしてすんごい完成度が高いと思います。

すごすぎて思わず唸ってしまうのが、

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アルバム『FLOWRISH』(オリジナルアルバムとしては最後の作品)に収録されている『HERSEE'S CHOCOLATE -BRASSED REMIX-』。

もともとはシングルに収録されていた曲なんですが、それにパーカッションとブラスを加えたアレンジで非常に豪華。

なのに、全ての楽器が主役で見せ場たっぷりな奇跡的な曲!キラキラ

もちろん、メインボーカルをはる車谷さんの声とハモる石田さんの声の美しさ・バランスも素敵です。

パーカッションの出だしからブラスの登場、そしてオルガンキーボードとワウを効かせたギターとベースの(ほぼ)ユニゾンの前奏、

コード進行、ブラスの和音、各楽器のソロ…

…全てが混じり合うのに、ごちゃごちゃ感がない(あくまで私基準)。

こんな曲がバンドで出来たら、演奏中、恍惚感でいっぱいです溿キラキラ

実家に帰ったら、オルガンとギターとブラスの耳コピでもしてみよーかな。

SPIRAL LIFE・車谷浩司さんワーク・石田ショーキチさんワーク、どれも素敵な楽曲ばかりなので、是非聴いてみて下さい淼ラブラブ

…余談ですが、

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この曲のおかげで、『ハーシーチョコレート』の存在を知ったんですよね汗(つづりは違いますが)

だから『ハーシーチョコレート』を食べるときは、この曲のことを思い出します。

以上、SPIRAL LIFEトークでした淼ラブラブ