またまた遅くなりましたが、

辻井伸行さん、第13回ヴァンクライバーン国際ピアノコンクール優勝おめでとうございます!!!

私の携帯はエイベックスの松浦社長のブログが更新されるとメールが来る設定なので、

社長の記事のタイトルを見て、「あ、辻井さんはエイベックスクラシックス所属なんだろうな」と悟りましたww予想通りでした(^ ^;)

エイベックスクラシックス所属のアーティストはピアニストの中村紘子さんくらいしか知らなかったので、

辻井さんの件もあり、他にどんな人がいるかなあ~と調べてみると…

私の大好きな『あの方』も今はエイベックス所属なのか!!!


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トルコのピアニスト兼作曲家、ファジル・サイ。

確か『奇才!天才!ファジル・サイ!』の売り文句で、ビートたけしさんの番組に出演したりで、日本でも有名ですが…

私は大分前から知ってました。

大好きなストラヴィンスキーの『春の祭典』という曲を多重録音で録ったCDを持っているから。この曲を多重録音のピアノで実現させようというセンスが好きです。

私はこの方の『ピアノソナタ第11番イ長調K331』に出会わなければ、一生モーツァルトが嫌いだったかもしれません。

そう、私はモーツァルトの曲が大嫌いでした。

昔からベートーベンとかストラヴィンスキーとかプロコフィエフとかバルトークとか、暗くて激しいクラシックが大好き。

それでモーツァルト好きの友達と議論もしたな。

でも、ファジル・サイのモーツァルトのCDを買って…

音とピアノタッチがめちゃくちゃきらびやかで!生き生きしてて!

…ハマりました…このCDには他に『キラキラ星変奏曲』も入っているのですが、そっちもよくて、

かなりヘビーローテーションしました。

確かファジル・サイはめちゃくちゃ辛口で有名な宇野さんという音楽評論家さんも、

『ライブではミスタッチも多いが、それをもって余りある魅力的な演奏』

っておっしゃっていた気がします。

ファジル・サイのモーツァルトのCDは、私のモーツァルトに対する偏見を見事に覆してくれた、大切な1枚。

クラシックが、ピアノが好きな方に是非オススメしたい1枚です☆

さて、辻井さん、今後が心配です。

優勝したコンクールが、『ヴァンクライバーン国際ピアノコンクール』だから。

中村紘子さんの著書を読んでいるので、これからたくさん行われるであろうコンサート(クライバーンコンクールの副賞は確か莫大なコンサート契約)で消耗してしまわないよう願っています。

私の友達が好きなスルタノフというピアニスト(ショパンコンクール第2位)も、ピアニストとして悲劇に見舞われてしまったので…。

クライバーンで審査員を務めることもあり、同じエイベックス所属のピアニストという立場の中村紘子さんはどのように感じていらっしゃるのかが気になります。

…しかし、日本のマスコミ…

3大ピアノコンクールは

『ショパン』
『チャイコフスキー』
そして
『エリザベート』
百歩譲って
『リーズ』

だろ!

…と思ってしまいました…。

しかしながら辻井さんのCDは、オリコン2位の快挙みたいですね!


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辻井さん、頑張って欲しい。

機会があれば是非演奏を聴きに行きたいです♪