
行きたいです。
今一番行きたいのは
アイスランド。
ギャウを
オーロラを
生で見たい。
温泉に入りたい。
言語や文化に直に触れたい。
さて、ブログネタです。
海外でのプライスレスな体験について。
日本とは違う文化に触れられることで、
起こることの全てがプライスレスな思い出だと思うのですが、
その中でも、ウィーンに旅行に行ったときのことは忘れられません。
クラシック音楽が昔から大好きな私にとって、
ウィーンは憧れの地。
この時は、ウィーンに行ったら、どうしても行きたい場所がありました。
ウィーン中央墓地です。
音楽の教科書に載っていた
ベートーベンとシューベルトが仲良く隣どうしに眠っている場所。
どうしてもそこにお墓参りに行きたくて。
素晴らしい曲をたくさん残してくれて
「本当にありがとうございます。」
とお礼が言いたくて。
しかしながら、一人で行動していたので、
向かう途中で交通機関が分からなくなり、
多分これで大丈夫だろうと思って乗った路面電車でしたが、
どこで降りたらよいのかが全く分からない。
そんな時、私に対して、さかんに話しかけてくるおばあさんがいました。
ドイツ語が分からないのももちろんですが、
この電車でよいのか、無事に着けるのか、帰れるのか、
とても不安だった私は、
おばあさんに対してにこやかに対応することができませんでした。
ところがある瞬間、おばあさんが窓の外を指差すと、
そこには中央墓地があるではありませんか!
おばあさんも中央墓地に用があったらしく、
一緒に降りて、中央墓地まで案内して下さいました。
時間はすでに夕暮れ時。
夕暮れの中鳴り響く鐘の音と、
にこやかに別方向に去っていくおばあさん。
忘れられません。
お墓参りも無事に済ませることができました。
目の前に、憧れのベートーベンとシューベルトのお墓。
このウィーンやドイツの地で、
様々なことがありながらも、素晴らしい曲を作るのに努力されていたのだろうと思うと、
感慨深く、涙が出そうになりました。
一生の思い出です。