皆さんは、

スキマスイッチといえば、

『奏(かなで)』
でしょうか?
『全力少年』
でしょうか?

…私は迷わず『ボクノート』です。

映画『ドラえもんのび太の恐竜2006』主題歌。

先日とある方のブログを拝見させていただいて、

私も『ドラえもん』について語りたくなりました。

『ドラえもん』はやはり、ストーリーが魅力だと思うのですね。

まず楽しさがあり、感動あり、涙あり、ときに風刺があり…。

それを子供にストレートに伝えたいという、藤子F先生の人柄が出ているような気がします。

泣きのストーリーの基本は、
『さようならドラえもん』
『帰ってきたドラえもん』
『おばあちゃんの思い出』
『のび太の結婚前夜』
と一部大長編映画で、

上記作品を語るときには、涙なくしては語れないのですが、

個人的にあったかハートウォーミングな、私の大好きなエピソードがあります。

『ドラえもん』に出てくる星野スミレちゃんというスーパーアイドルのエピソードです。

実は、このスミレちゃん、藤子F先生の別作品『パーマン』に出てくる星野スミレちゃん(=パーマン3号)と同一人物なのです。

スミレちゃんで作品の時間軸を考えると、『パーマン』の数年後が『ドラえもん』の世界ということになるのですが、

『パーマン』を読んでいれば、スミレちゃんにとってパーマン1号が特別な存在だったことは明白で、

『パーマン』でどんなラストになるか分かっていれば、

『ドラえもん』でスミレちゃんが落としたペンダント(パーマン1号の写真入り)を砂浜でのび太くんが拾って届けたときの、

「ありがとう。大事なペンダントなの。」
(※セリフはちょっとうろ覚え…)
と言いながらホッとした表情をするシーンや、

のび太くん・ドラえもんを部屋に招き入れて、『遠い遠い国にいる大切な人』(=1号)のことを本当に愛しそうに話をしているシーンは、

涙モノです。

…スキマスイッチの『ボクノート』は、

まず、イントロから素敵なのですが、

大切な思いを伝えたくて、でも上手く言葉を形にできない様子の詞からはじまり、

それも全て自分であって、最終的には思いをぶつけてそして…

という詞のストーリーが素敵かつ藤子Fワールドにぴったりだなあ…

と思うのです。