正直私はあんまり興味無かったんだけど、母に「絶対観て損しないから!」と言われ続け、バンド名と有名な曲をいくつか知ってる程度の知識のまま観てきた。

観てきた後の感想としては、もう「すごい」の一言に尽きる。

この映画を簡潔に述べると、海外バンド【Queen】が名バンドになっていくまでの経緯と、Queenのボーカルを務めた末にHIVで命を落としたフレディ・マーキュリー氏の半生を描いた作品。
映画の内容が内容なだけに、映画内ではQueenの名曲たちが多く使われていた。
中にはライブシーンもあって、これがものすごくシビれる。
私が観たのがIMAXというのもあるかもしれないけど、まるでその場にいるかのような臨場感は結構興奮する。
私はライブに行ったことがないけれど、ライブに行ったことがある人ならもっと盛り上がれるシーンだと思う。

特に映画の締めくくり方。
本当に名のあるバンドしか出られないチャリティライブに出演したQueenが曲を歌い終え、何億といる観客達の大歓声を浴びながら舞台を去って行くところでフェードアウトし、エンドロールへ。

はっきり言って、泣きそうだった。
映画の内容も終わり方も最高すぎるし、それどころかエンドロールでは実際のQueenのライブ映像や曲が流れるじゃないか。
良い意味で反則だし、ノンフィクション映画でこれ以上に良い作品があるわけない、と断言するに相応しい出来だった。


ボヘミアンラプソディー、本当に素晴らしい作品だった。




















偉大なバンドを世に遺したフレディ・マーキュリー氏への追悼を込めて。