詞先で作詞するときも、曲のことは考えましょうね。

ま、私、兼業作詞家なんで。

のわりには、このブログ、作詞のことはあんまり書いてませんが。

だから、たまには書いとこうと思いまして。

アマチュアの人でよくあると思うんですけど。

作詞投稿サイトみたいなのに、歌詞を載せるんですよね。

で、

「作曲家の方、この歌詞に曲をつけてください」

とお願いしてたりする。

でも、誰もちっとも曲を付けてくれない、みたいな。

そういうの、なかなか難しいですよね。

どんな歌詞なのかと思って、見てみると、

自分の心の中の人生哲学みたいなのを、ズラズラ書いてたり。

歌詞カードをパッと見て、

長すぎだろ？って思う。

フワリ(字脚)とか、まったく考えてないのが多いでしょうね。

ちょっとは、作曲家の立場を考えなきゃいかんわ。

詞先で作詞をするときも、曲のことは考えましょうね。

1Aの頭が5文字なら、2Aの頭も5文字にする、みたいな。

サビのポイントになりそうなところには、「あ段」の言葉を当てとくとか。

曲が付けやすそうな歌詞にしとかないとさ～、

作曲家さんは、やる気にならんぜよ～。

そもそも、楽曲制作はほとんどの場合、

曲が先で、歌詞は後で作りますからね。

作曲家さんも、詞先の作曲は不慣れなはずなんで。

そういう配慮は、必要でしょうね～。

というか、

曲先作詞ができなきゃ、プロには絶対なれないですねー。

だから、本気で作詞家になりたい人は、

曲先の練習を、たくさんやらないとイカンわなー。

ま、本当に作詞家になりたいならだけどねー。