「いいとも終わるってホンマ?」

と切り出したのも、笑福亭鶴瓶さんでしたけど、

「スジナシ」も終わるんですね。

即興ドラマトークバラエティと言われてましたね。

16年も続いたんだってな。

まーたしかに、ちょっとマンネリな感じはあったけどね。

第1回の放送の、段田安則さんの回を見た時に、

こんな番組見たことないわ!って思いました。

こんな番組を、毎週毎週放送してたってのは、すごいことだと思います。

私は昔、名古屋でテレビの制作会社に勤めてまして。

テレビカメラマンになりたかったのね。

夢破れて退職して、直後に「スジナシ」がはじまったんです。

カメラマンの人が、お世話になってた人たちだったんですよね。

加藤雅さんだ!二川さんだ!江山さんだ!

そう思いながら見てました。

演者がアドリブで動くということは、

カメラマンも音声さんも、アドリブで動くということでね。

本番がはじまる前は、かなりシュミレーションしてるんだろうと思いながら見てました。

鶴瓶さんといえば、「ぶっつけ本番」ってイメージですね。

「スジナシ」もそう。

田舎を旅する「家族に乾杯」もだし。

かつては「らくごのご」という、即興落語の三題噺ってのもやってて。

フリートークの「きらきらアフロ」も、そんな感じだしね。

トーク番組の「A-Studio」は、やっぱり即興性はありますよね。

何も準備してない状態で、現場に臨みたいらしいですけど。

私も、作詞してて思うんですけど、

何も準備しないってことは、常に準備しとくってことだと思うんですね。

鶴瓶さんは、常にネタ帳にメモしてるらしいですしね。

気が休まる暇がない。

笑福亭鶴瓶って人は、すごい人だと思いますねぇ。

でも、この人も、

レギュラーが2本無くなるってことは、新しい番組増やすんかな?

2本くらい無くなっても、

ラジオもやってるし。

「無学」という寄席もやってたりとか、「鶴瓶噺」もやってたりとか、

映画も出るし、CMも出てるし、

印象薄いと思う人も多いかもしらんけど、

超売れっ子ですからね。

そもそも、お金のことだけ考えれば、もう働かんでも良い人なんだろうけど。

何か新番組をはじめる可能性は、あると思いますけどね。

とにかく、「スジナシ」16年間ありがとうございました。

あー、9月に名鉄ホールで、劇場スジナシやるらしいですね。見たいなぁ。