↓小説のネタバレがいろいろあります。↓
1 姑獲鳥の夏
僕は「こかくちょう」と読みたくなりますが、この場合は「うぶめ」。
最近の小説だと思っていましたが、結構前のだったようで。僕が見た原作小説だけじゃなく、映画版やコミック版もあるとか。
回想に出てくるあの人はとらえどころのない印象だと思っていましたが、ああいうふうにされていたのならそんなふうに感じても仕方ないかも。
母ちゃんはやばい人すぎるだろ……
ニ十か月も妊娠し続けられるか? ワンピースのキャラならセーフ。
2 パレード
これ、主人公たちみんながおっかないことを知らぬ存ぜぬしながら生活しているってことですか……普通すぎる……
3 弁護側の証人
最初から一杯食わされました。
犯人側もアレな人たちですが、主人公もひどいかと。放っておいたらあのことを黙ったままにしていただろうし。
父ちゃんは優しい人なのかもしれないですが、言うべきことは言わないといけなかったのではないかと。「黙っていてもあっちはわかってくれるだろ!」は誤解を招くこともありそう。
4 逃亡者(1993年映画のノベライズ)
リチャード・キンブリ! 職業、獣医!
……という出だしが僕の頭には浮かびます。最初に触れたのがドラマや映画じゃなくパロディ漫画だからです。追う方はジェラードリ警部。
こっちのジェラード警部(警部じゃない)は、あんまり敵キャラって感じじゃないです。味方じゃないけど敵でもないという雰囲気。仇討ちのために
僕が気に入ったのは、主人公が悪事の回数を数えているところ。仇討ちのために行動しているけど悪党になるつもりはない、というポリシーが見えていいです。