小浜・京都ルートで早期延伸決議 「米原ルートはない」との見通しも

北陸新幹線小浜・京都ルート早期実現決起集会であいさつする松崎晃治・小浜市長=2024年6月15日午後3時1分、福井県小浜市、佐藤常敬撮影

北陸新幹線の小浜・京都ルート建設促進同盟会が15日、決起集会を福井県小浜市内で開いた。小浜・京都ルートによる敦賀―新大阪間の認可・着工で、早期の全線開業を実現するなど、政府や与党に求める4項目の決議を採択した。

(中略)

 敦賀以西の延伸を巡って、小浜・京都ルートの認可の前提となる環境影響評価の現地調査が終了。駅位置や詳細ルートが今後公表される段階に入ったことも、集会で報告された。

以下略・引用元 ここ迄は朝日新聞6月16日付記事

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「言語道断、ふざけた米原ルート」北陸新幹線小浜ルート推す京都大教授 米原に逆転の可能性「ゼロでない」と危惧も

 インフラ整備を進めて防災につなげるとする「国土強靱(きょうじん)化」政策の提唱者で、安倍政権で内閣官房参与を務めた京都大大学院の藤井聡教授(55)=都市社会工学=が京都新聞社のインタビューに応じ、北陸新幹線の敦賀駅(福井県敦賀市)から福井県小浜市、京都市を経て新大阪へつなぐ「小浜ルート」は、四国新幹線や山陰新幹線と接続した一大ネットワークを生み出せるとして、「すごいポテンシャルがある」と強調した。敦賀から滋賀県米原市の米原駅へつなぐ「米原ルート」は、こうした可能性が閉ざされるとし、「安物買いの銭失いだ」と断じた。ただ、中央政界の動向次第では米原ルートに最終的に変更される可能性が示唆されている。
以下有料記事の為省略・此処迄は京都新聞6月17日付記事転載

「米原~新大阪はJR西に移管すべき」北陸新幹線延伸で“米原派”急先鋒の市長が馳浩知事に反旗

北陸新幹線の福井県の敦賀より西の延伸をめぐって、現行で予定されている「小浜・京都ルート」ではなく、滋賀県の米原に通すべきだと声高に主張するのが石川県加賀市の宮元陸市長です。

一方で石川県の馳浩知事は、政府・与党合意の「小浜・京都ルート」を堅持するべきとの立場で、考え方の不一致が浮き彫りになっています。

3月16日に石川県内で全線が開業した北陸新幹線ですが、そのタイミングで加賀市の「加賀温泉駅」に新幹線が停車するようになりました。東京方面へのアクセスが良くなり、市にもたらされるメリットは大きいですが、大阪方面に早くつながってほしいとの思いを抱えている状態です。

以下略・引用元 此処迄はMRO・北陸放送6月17日付記事

以下詳細全文

北陸新幹線の延伸「米原ルート」を改めて否定 与党整備委員会は「小浜・京都ルート」の着工目指し一致結束

北陸新幹線・福井県の敦賀より西、新大阪までの延伸に向けて、与党の整備委員会は18日、今年度初めての会合を開きました。石川県内では米原へ延伸する「米原ルート」の再検討を求める声が上がる中、委員会は現行の小浜・京都ルートでの一日も早い着工を求めて一致結束しました。

3月に福井県の敦賀駅まで開業した北陸新幹線ですが、その先の新大阪までの区間をめぐっては、2016年に与党のプロジェクトチームが福井県の小浜市から南下し、京都市を通るルートに決定しています。

一方、再検討を求める声が強いのが滋賀県の米原駅で東海道新幹線に接続する米原ルートです。

以下略・引用元 此処迄もMRO北陸放送6月18日付記事

小浜・京都ルートと米原ルートの長短所とは?

ここに来てまたもやルート変更が再燃して来ましたね。米原ルートの長所は建設費が安く、やろうと思えば名古屋からの直通も便利になる事、短所は東海道新幹線との直通を余儀なくされる事と言えます。

小浜・京都ルートの長所は完全新規路線の為、全ての列車が大阪へ行く事が出来る事、短所はトンネルや地下区間が多く、建設費が膨大で水資源が被害を受ける可能性がある事で、果たして何方を選ぶのでしょうか?