お蔵入りの正式なアナウンスは未だにありませんが、此処では「お蔵入り」したとの判断で執筆します。

アニメ版問題を語るのに外せないのが、人気小説「ビブリア古書堂の事件手帖」のメディアミックスの顛末でしょう。


原作者とファンを怒らせたフジテレビ月9ドラマ版

2013年冬にフジテレビ系月9ドラマに本作が抜擢され、原作の幅を広げる事で、月9の活性化を目指した筈でした。しかし、原作を大幅に改変した事で原作者とファンを怒らせる事になりました。

本放送当時のブロガーのブログ

ビブリア古書堂の事件手帖ドラマ版改悪点の詳細は此方のリンクへ

そして、遂には

最終回が月9歴代ワースト1の視聴率を叩き出した

事で、当然ながら一作限りで打ち止めとなり、

正真正銘の未完の駄作

となりました。


実写映画で再起を図るも…

ドラマ版の爆死を受け、2017年にはより原作に近い実写映画とアニメ映画が同時に発表され、

栞子は原作と同じロングヘアーになり、ドラマで弟の文也は原作と同じ妹の文香に戻りました。

しかし、過去パートは良く出来ていたのに、現代パートが戴けなかったそうで、結局此方も爆死の結果となりました。

映画comのレビュー


ならアニメ映画はどうなった?

こうなるとアニメ映画での三度目の正直での成功を期待するのですが、いつの間にか音沙汰無しのフェードアウトとなり、現在に至っています。

やはり、テレビドラマと実写映画と二度の不発の悪影響が大きかったと言えるかも知れません。