日本テレビ系2023年秋季ドラマ「セクシー田中さん」の原作者芦原妃名子さんが、原作改変への不服と抗議の意味で自殺を図って以後、漫画・小説の原作改変について色々物議を醸しています。

フジテレビ、過去にドラマ原作改変で原作漫画の連載が終了…テレビ業界で蔓延

 

 

 昨年10月期の連続テレビドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)で、原作者の意向に反し何度もプロットや脚本が改変されていたとされる問題。過去にフジテレビのドラマでも同様の問題が起こり、原作者が漫画連載の終了に追い込まれていたことがわかった。
1997年にフジで放送された『いいひと。』(制作:共同テレビ・関西テレビ)で、制作サイドは原作漫画の作者、高橋しん氏との間で取り交わしていた、主人公のキャラクターや設定を変えないという条件を破り、改変して放送。これを受け高橋氏は「多くの読者の方に悲しい思いをさせてしまった」(高橋氏の漫画制作事務所「高橋しん・プレゼンツ」公式サイトより)ことに対し責任を取るかたちで、当時「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中だった同作の連載を終了させていた。日テレだけに限らずテレビ界全体に広がる原作改変の問題。背景には何があるのか、業界関係者の見解を交え追ってみたい。
以下略・引用元 此処迄はbusiness journal2月2日付記事
 

「逃げ恥」野木亜紀子氏「大抵は伝言の伝言に」原作者と脚本家の一般的な関係性を説明

TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」などを手掛けた脚本家の野木亜紀子氏が2日、X(旧ツイッター)を更新。昨年10月期放送の日本テレビ系連続ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で、亡くなった漫画家芦原妃名子さんが訴えていた、原作者と制作サイドの齟齬(そご)の問題について言及した。
以下略・引用元 ここ迄はニッカン芸能2月2日付記事
 原作者側もやられっぱなしと言う訳では無く、原作を守る為に映像会社や放送局に立ち向かった例も少なくありません。
 

意外と多い? 原作者が「激怒」したマンガの実写ドラマ 「作品を守る」行動を起こした作家も

人気を集めるさまざまなマンガが実写ドラマ化されてきましたが、作品づくりの過程や完成後の内容などにおいてトラブルが発生したケースはたくさんあります。あらためて振り返ってみましょう。

「クソみたいな会社」「最悪の年」……いったい何が?

ドラマの内容が原作からかけ離れたために、連載が中断してしまった、ドラマ『おせん』DVD-BOX(廃盤)

 マンガを原作にした映画やドラマは星の数ほど存在します。アメリカやヨーロッパや韓国やインドなどに比べても、日本の実写映画・ドラマはマンガの原作が多いように感じられます。それだけ日本のマンガが優れているということでしょう。

 なかには成功作もありますが、作品完成の前後にトラブルが発生し、原作者が怒ってしまうケースも少なくありません。過去にどのようなトラブルがあったのか、あらためて振り返ってみましょう。

以下略・引用元 此処迄はマグミックス2月2日付記事

余りにも例が多いのでリンク先閲覧を推奨(過去記事との重複作品あり)

 しかし、「原作改変」が必ずしも悪とは限りません。
我々も良い実写化作品を愛していきたい
原作改変は必ずしも原作クラッシャーとイコールではなくて、そこに愛はあるんか?ということだと思う。良い例がフランス版シティーハンターの実写映画で、オリジナルキャラたくさん出るし原作より下品な下ネタもあるけど絶賛されたのは、原作愛に溢れてたから。フランス人なのに僚と香に見えた。
2024年1月27日付まさき氏X投稿より引用
以下略・引用元 此処迄はtogetter記事
正に彼等の記事の通りで、時に原作を守る為に作者が行動を起こす時もあり、中には原作へのオマージュを引き出す作品もあります。本件の場合、日テレと作者との意思疎通が殆ど無かったのと、日テレの傲慢な姿勢が招いた悲劇かも知れません。