今年で20周年を迎える1996年春ドラマ。その懐かしのラインナップを振り返りたいと思います。

 



「竜馬におまかせ」 日本テレビ水10ドラマ

あの坂本竜馬をアレンジした意欲作でしたが、三谷マジックも今回ばかりは通用しませんでした。



「若葉のころ」TBS金9ドラマ

働かない父に代わり、貧しくも弟と妹と共に懸命に生きる武司、対照的に大病院の息子の次男として不自由なく温室育ちの甲斐。 武司は編入試験を経て嘉南学園へ入学し、校内で甲斐と出会うところから話は始まる。

KinKi Kidsの堂本剛君と光一君が対照的なキャラクターを演じ、主題歌もヒットしましたね。当時はキチンと1クール全12回を放送していました。

 



「透明人間」日本テレビ土9

小笠原諸島から上京した長谷川半蔵は、ある日透明人間の能力を手に入れる。半蔵はその力を使い様々な悪の悪事を暴露していく。空飛ぶカメラが現れた時、それは悪の野望が潰える時である!

そして、透明人間の活躍の陰で巨悪が蠢いていた。

 



イグアナの娘 テレビ朝日月曜ドラマイン

青島ゆりこは、長女・リカの出産直後からリカの姿が醜いイグアナに見えてしまい、どうしても愛することができずにいた。一方で、次女・マミは普通の可愛い人間の姿に見えるため、ゆりこはマミを溺愛し、リカにはますます冷たく接する。そしてリカ自身も、鏡に映る自分の姿がイグアナに見えるようになり、そのため母親にも愛されず、恋愛もできない、幸せになれないと思い込むようになってしまう。

萩尾望都原作の読み切り漫画を見事に連続ドラマに作り変え、月曜ドラマイン最高視聴率と「ガラスの仮面」が出るまでは1番の人気作品となりました。

 



ロングバケーション フジテレビ月9

結婚式当日に相手に逃げられた葉山南と、ピアニストの瀬名俊秀。この2人の出会いから物語は始まる。

更に瀬名の片思いの相手と南の弟も絡む事になる。

96年春季ドラマ最大のヒット作と同時に、低迷が続いた月九ドラマ復活の立役者でもありました。

 



みにくいアヒルの子 フジテレビ火9

主人公は、北海道女満別在住で、小さな小学校の教員である平泉玩助。

ある日、「恋人」と決め込んで、猛烈アタックを掛け続けていた、幼なじみの松永まさ子が上京。同時に教え子の清も、父と暮らすとして都会の小学校へ転校してゆく。

その直後、生徒数減少によって勤務先の音根別小学校の統廃合が確定。玩助は東京へ出かけ、まさ子と清に会う。しかし北海道に帰った玩助に清の自殺が知らされる。転校した小学校でいじめられ、新しい家族に馴染めなかったのだ。

ショックを受けた玩助は、一年後、東京の小学校に赴任。担任となった4年3組の生徒達に「北海道では、良い先生ではなかったが、幸せな先生だった」と挨拶。そして近くに住むまさ子に、再びアタックを開始した。

全校生徒数10名の小規模校と1学年3クラスの大規模校のギャップの中、迷い苦悩しながら成長してゆく玩助の日々が始まる。

新設された火9ドラマ第1作目で、岸谷悟郎さんが玩助先生を熱演しており、当時の学園問題を取り上げていました。

皆さん、どの作品を覚えていますか?