ハイパーループ・ワンが事業閉鎖、未来の輸送システム実用化に至らず

人間や貨物をチューブを通して都市から都市へ、航空機並みのスピードで送り届ける未来的な超高速輸送システム、ハイパーループ。この技術の実用化を目指すハイパーループ・ワンが、事業を閉鎖しようとしている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  かつて注目の新興企業だったハイパーループ・ワンは、ピッチブックによると2014年の創業以来、4億5000万ドル(約640億円)を超える資金を調達。ラスベガス近郊に技術開発のための小さなテストトラックを建設した。同社は資産家リチャード・ブランソン氏のヴァージンから出資を受けた後、社名をヴァージン・ハイパーループ・ワンに変更したこともあった。同社が技術開発の焦点を人から貨物に移した後、ヴァージンはブランド名を外した。

以下略・引用元 bloomberg12月22日付記事
正に夢破れた新交通システムと言えますね。