静岡県道清水富士宮線バイパスが全線開通を迎えます。これにより、新東名高速の清水いはらICから清水市街や清水港へのアクセス性が向上します。

既開通区間は4車線化

 静岡市清水区で、新東名高速に直結する県道75号清水富士宮線のバイパスが2023年2月下旬に全線開通を迎えます。


伊佐布高架橋(仮称)の上部工架設(画像:静岡市)

 県道75号清水富士宮線は、清水港近くの国道149号から富士宮市の国道139号に至る延長62kmの主要地方道です。



 このうちバイパスは清水区内を走る国道1号静清バイパスの庵原交差点から新東名清水連絡路の清水いはらICまでの延長約3.8km区間で、南側の約2kmは暫定2車線(片側1車線)で開通しています。


 今回開通するのは北側の、庵原球場入口交差点から清水いはらICまでの約1.8kmです。



 バイパスが清水いはらICに直結することで、新東名や、一つ隣の新清水JCTで接続する中部横断道から、清水港や市街地へのアクセス性が向上。これまで新東名から清水港に行くには新東名の連絡路経由で東名に入り、清水ICで降りる必要がありましたが、バイパス開通により東名や国道1号などを経由せずに、まっすぐ港湾へ向かうことが可能になります。


また、物流車両が集中していた清水ICの交通が分散し、混雑が緩和する見通しです。

 なお、全線開通にあわせて、暫定2車線で整備されていた庵原交差点~庵原球場入口交差点間も、4車線化される予定です。

くるまのニュース1月12日付記事引用

新東名と東名や中部横断道とも直結とならば、物流面の時間短縮や輸送量増大の期待も出来ますね。