なんじゃこりゃ!? 徹頭徹尾異形な「未来のビジネス機」の姿とは 後部に“殻”&天井スケスケ… エンブラエル

もう飛行機っていうか翼の生えた宇宙船…。

完全自律型の採用でコクピット撤廃?

 ブラジルの航空機メーカー、エンブラエルが、アメリカで開催されているビジネス航空ショー「ナショナル ビジネス アビエーション2022」で、斬新な設計が施された「未来のビジネスジェット」設計案を公開しています。

NBAA2022でエンブラエルが公開したビジネス機コンセプト(画像:エンブラエル)。

 

こちらの機体はあくまで「将来のビジネスジェット」像として紹介されたものですが、その設計案は、胴体後方が「殻」のような機構で包まれており、垂直尾翼がない代わりに、水平尾翼が斜めにせり上がっているのが特徴。また、胴体最前方の上部はガラス張りとなっており、自動車のサンルーフのように空を眺めることができるようになっています。

 この設計案では、3区画の客室を備える「中型ビジネスジェット」となっており、環境負荷を考慮した持続可能な推進方法を用いるとのこと。操縦は完全自律型となっていることから、コクピットは設置されておらず、乗客の居住スペースとなっています。

 「この大胆なコンセプトで、より持続可能でシームレス、かつ人間中心となるようなインスピレーションをこの業界に与え続けたい」。この設計案について、エンブラエルは次のような趣旨のコメントを残しています。

乗り物ニュース引用

 

前の全自動原子力飛行機ホテルでも言ったけど、操縦の全自動化には関心しませんね。緊急時には人間の手で操縦する様にしないと、最後に頼りになるのは人間の腕ですから。