日本はアニメ大国と言われていますが、その制作されたアニメが放送される地域は実は物凄く限定的なんですよね。東京などの都市部は大半を網羅できますが、田舎に行けば数作品しか見れないなんてこともあります。中でもアニメ不毛の地として有名な宮崎県では、あの国民的アニメの新作すら放送されない様です。
宮崎、プリキュアが放送されないと告げる衝撃の映像。
娘になんて言えばいいんだ。
これは現在放送中の『HUGっと!プリキュア』が打ち切りになったということではなく、前作の『キラキラ☆プリキュアアラモード』の最終回の放送が1ヶ月遅れで放送されていた様です。宮崎県ではこれが当たり前で、深夜アニメの都道府県別放送数の総計においては断トツの日本最下位という結果が出たそうです。よくネット上でアニメ不毛の地は静岡だ！って声を聞きますが、流石にプリキュアは見れますからね。
ちなみに宮崎県はプリキュアだけじゃなく仮面ライダーすら放送されていないそうです。宮崎の子供達には“ニチアサ”という概念自体がないのかもしれませんね。
話題の画像記事3月11日より引用
そう言えば宮崎のプリキュアの編成は不安定で、10年代前半は何と深夜に放送されていた時期もありました。プリキュアに限らず、地方局での番宣ネットは年々減少しており、高知では仮面ライダーが剣を最後に番宣ネットを打ち切っており、高知の方々は以後の作品はレンタルDVD &BRか動画サイトの配信で観ていたものと思います。
福井県はまじかる☆タルるートくんが福井放送で番宣ネットされたのを最後に番宣ネットされていません。
おじゃ魔女どれみはチューリップテレビ、山陰放送、テレビ高知、宮崎放送でも番宣ネットされました。
地元山梨でも番宣ネットは減っており、クレヨンしんちゃんなんて2006年春にネット打ち切りになっており、他局のアニメ・特撮なんて土日早朝のネットで今や風前の灯です。
これでプリキュアの番宣ネットは鳥取・島根の山陰放送のみとなる一方で、富山県、高知県、山梨県では最初からプリキュアは番宣ネットしていません。