1991年のキャンディ♡キャンディ東映リメイクの頓挫後、いがらしゆみこはバンダイからお詫びにメディアミックス企画「ムカムカパラダイス」の仕事を行う事になり、その時のアニメ製作会社・日本アニメーションとの縁が出来、放送終了後に親交を深める事になるのでした。
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此方は東映版アニメ最終作のリメイク版
蘇ったキャンディ再アニメ化構想
1995年、日本アニメーションは「ママはぽよぽよザウルスがお好き」の次番組としてリメイク版「キャンディ♡キャンディ」の導入を計画し、東映リメイク版と異なり、名木田女史の預かり知らない所で話が進んでいたのでした。この際いがらしに説得サラれ、講談社と東映動画(現・東映アニメーション)との専属契約を解除する様に勧められ、契約を解除してしまい、これで東映版キャンディは陽の目を見られなくなってしまいました。
しかし、難航しているうちに当該枠は円谷プロの「ウルトラマンティガ」に取られてしまい一度目の頓挫を迎えます
 
二度目の再アニメ化構想
キャンディの再アニメ化を聞きつけたフジサンケイグループは当時低迷が続いたフジテレビ系「世界名作劇場」をお台場移転を期に復活を掛け、キャンディの再アニメ化に名乗りを上げました。
しかし、リメイクだと権利の問題からお金が掛かるとして名木田女史に続編執筆を依頼するも作品を守る立場からそれを固辞。今度こそ日本アニメ版キャンディは企画段階で潰える事になるのでした。
 
もしも実現していたら?
やはり、リメイクでの実現になり、放送回数も1年で強引に押し込めるか、オリジナル版と同じ2年続いた反面、75〜100話以内に収まっていた事でしょう。(オリジナル版の尺稼ぎオリジナルエピソードを省略するので)