30年前の今日、スケバン刑事Ⅱが最終回を迎えた日でした。
第42話・最終回
「少女鉄仮面伝説完・二代目サキよ永遠に」

最終回までのあらすじ
麻宮サキを失った暗闇機関は新たな敵と戦うスケバン刑事を捜し、高知県に住むスケバン鉄仮面こと五代陽子を二代目麻宮サキに指名。陽子は鉄仮面を外され、二代目麻宮サキを襲名する。
敵は信楽恭四郎率いる「青狼会」で、陽子は「ビー玉のお京」こと中村京子と、矢島雪乃と共にスケバン刑事として青狼会や様々な悪と戦う。
やがて黒幕が現れ、恭四郎の養祖父で「鎌倉の老人」と呼ばれる日本のフィクサー・信楽老が不老不死を水を求め「伝説のキドラの器」巡る争奪戦となる。
その中で陽子は自身の本名が「早乙女詩織」だった事と、信楽恭四郎こそ陽子の幼なじみだった事と知る。
その争奪戦の中、恭四郎は陽子を庇い「お前は美しい」と言い残しこれまでの悪行への贖罪か死に、お京も雪乃も信楽老の部下に倒された(明らかに死亡した様に見えたが)。
更に暗闇機関が陽子を「犯罪者・麻宮サキ」として逮捕・スケバン刑事を解任するが、西脇の裏切りで信楽老との最後の決戦へと向かう。

最終回あらすじ
ある夜に「伝説のキドラの器」を使った水を使えば不老不死になる事を聞かされた陽子は信楽老の不老不死化を阻止しようと奮闘し、遂に信楽老と対峙する。
信楽老「日本を支配する。それが私の愛なのだ」
陽子(二代目サキ)「許さんぜよ!」
しかし、信楽老は意外に強く、陽子は呆気なく倒される。
そして、不老不死の水を飲もうとした時、湖の中から鉄仮面を被った陽子が現れ、伝説のキドラの器をヨーヨーで破壊し、信楽老の不老不死の望みは砕かれる。
(この場面のベートーベンの第九が印象的でした。)

そして、信楽老に引導を渡したのは暗闇指令だった。
暗闇指令「あんたが圧力をかけて,我々の組織は屈服した. だが俺に,不屈の闘志を教えてくれた者がある. 信念の闘いを放棄すべきではない.なすべき事は、なさねばならぬ」
信楽老「やるが,いい」
こうして、伝説のキドラの器を巡る戦いは暗闇指令が信楽老を射殺する事で終止符を打つ。

数か月後、陽子の机には花が添えられ、死亡したと思われたお京や雪乃も生きており、その前に陽子は「早乙女詩織」として帰って来た。

陽子…否詩織が信楽老の不老不死化を阻止し、暗闇指令が引導を渡したのは詩織に殺人の罪を着せない為に正しい展開で、お京と雪乃が生きていたのにも驚きました。
詩織の戦いはこれで終わりではなく、劇場版が最後の戦いとなり、暗闇指令もまた、新たな敵と戦うべく新たなスケバン刑事を捜しますが、次代のスケバン刑事が最終代となるのでした。