甲府・山交百貨店、65年の歴史に幕

最後の客を送り出した後、集まった市民に頭を下げる山交百貨店の社員たち=30日、甲府市丸の内(渡辺浩撮影)その他の写真を見る(1/2枚)

 甲府市のJR甲府駅前にある山交(やまこう)百貨店が30日閉店し、65年の歴史に幕を閉じた。午後7時の営業終了前に社員らが買い物客を見送り、閉店を惜しんで集まった市民に感謝の言葉を述べた後、シャッターを降ろした。

 昭和29年に「甲府松菱」として開店。36年に国際興業グループに入り、40年に今の商号に変更した。甲府の“街の顔”だったが、近年は郊外のショッピングモールなどに客が流れ、減収減益が続いた。

 ビルや敷地の今後の利用方法は決まっていない。山梨県の長崎幸太郎知事は9月11日の記者会見で「ランドマーク的な建物なので、灯が消えるのは全く望ましくない。市とも相談しながら、賑わいの創出に役に立つよう考えたい」と述べていた。 
産経新聞netより抜粋 
遂に山交百貨店が閉店となり、浪人~短大時代はお世話になった店でしたが、最後に買い物へ行ったのは2008年8月の鉄道博で、その時買ったサンニチ新聞刊の「山梨の鉄道」とBトレインショーティの169系新長野色は今でも残しており、駐車場が地下奥深くにあったのが印象的でした。
改めてイオンモールの破壊力を実感し、国母のグランパーク、湯村のオギノショッピングモール(旧ダイエー湯村店)、中央市リバーサイド(旧田富町)のアピタ田富も皆イオンに敗れました。