私のフィリピン年金移住『49年間加入の年金での生活』 | いつも笑顔で

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2024年68歳を迎えフィリピン嫁さんの実家ミンダナオ島南部にリタイア年金移住を6月に控え、いろいろ準備中のロロハポンです。


2024年に68歳となり、フィリピン人嫁さんの実家に移住します。

定年を迎えたら南国フィリピンに居を移して年金生活に入ることは嫁さんと知り合った18年前から決めていました。
私には不動産などの所有はなく、このまま引退して日本に住むとなれば公営住宅かアパートを賃貸して住居費を支払うようになります。
また日本では年金受取り額は各種天引きされて手取りは18〜9万になるそうです。
光熱費や車など経費を支払えば使えるお金はどのくらいでしょう。
嫁さんにフィリピンに里帰りをさせる事も難しくなりそうです。
もし私達に子どもでもいれば日本に住む選択をしたかもしれませんが私と嫁さんの二人だけです。
何より寒い冬のある日本よりも常夏のフィリピンに憧れもあります。
嫁さんの母親も65歳となって、気弱になってきてるのか嫁さんの帰国を望んでいます。

嫁さんと結婚した当時は60歳くらいからリタイア移住を考えていましたが、

いろいろと個人的な事情やら想定外の損失などもあり、なかなか希望通りに人生はいかないものです。

ようやく仕事の引退も会社の理解を得ることができ、念願の移住へ準備が進んでいます。

工業高校を卒業して昭和50年の四月に就職をして、今月末が来れば仕事生活が苦節満49年となります。

生涯会社勤めでしたので厚生年金はずっと加入していました。
ただ中小零細企業ばかりでしたので企業年金はありません。
退職金も建退共の微々たる掛け金しかありません。

30歳の時に一年だけ大企業の施設部に在籍したことがありますが、給料が安くて昇給があまりに少ないので地元建設会社に転職しました。
ここも零細企業でしたが待遇は良く26年続きました。

さて、
引退してフィリピン移住後の収入は年金だけが頼りです。

49年間加入の厚生年金額を大公開してしまいます。

63歳から特別支給の老齢厚生年金を受給する権利がありましたが、フルタイムで仕事をしていましたので、65歳になるまでの二年間分、月額10万円 総額240万円が全額支給停止の憂目に遭いました。



65歳になってからもフルタイムで仕事しているので、一部支給停止となっていますが基礎年金と加給年金は全額支給されるようになりました。


下の表は私の受給できる本来の年金支給額です。


49年間仕事をして厚生年金保険料を払い受給できる額は、

年額で1,522,356円です。


これに基礎年金が785,063円


嫁さんの分の家族手当の加給年金

397,500円


年額の合計は・・・

2,704,919円です。


嫁さんの分の加給年金が大きいです。嫁さんが65歳になるまで支給されますので、現在40歳なのでまだあと25年間あります。

年の差婚の利点です。

私がそれまで生きていられる確率の方が圧倒的に低いですが。😅


月額では225,409円 これはフィリピンで生活するには充分な額だと思います。

私の場合、嫁さんの実家住みとなります。

結婚した当初から今を想定してずいぶん投資もしてきました。

おかげで現在貯金と言えるようなお金はありません


義母名義でファームや古いアパートなど購入していたおかげで、ずっと実家には月々の生活費は送金していません。

何か特別な支出があった時だけ送金していました。

私達が移住しても電気ガス水道代は義母持ちで嫁さんが話しをしています。

私達は食費分として毎月2万ペソを義母に渡すと義母とは話しができているそうです。

海外に転居すれば年金からは引かれる税金、社会保障費は無くなりますので月あたり10万円を使いその中から義母に2万ペソ渡す計画です。

残りは非常時のために貯金するそうです。

フィリピンでは病気になって入院なんてとんでもない高額な医療費がかかります。

それだけが心配になります。



本日会社に正式に退職願いを提出させていただきました。


本年六月末を持ってミンダナオ島にて第二の人生に入らせていただきます。





息子のフレッドが大きくなってきました。

エベットは末期がんの母親の面倒を見ていますが、とても疲れ切っています。フレッドが大きな癒しになっているそうです。



本当にかわいい息子です。