結婚式 | ~しなやかに生きる~

結婚式

一昨日 結婚式に行ってきました

・・・といってもお仕事で・・・


ここ20年程、依頼があればセレモニーなどの

効果音主体の仕事を アルバイト的に引き受けていました


それの最後になる仕事が終わって

かんがえたこと・・・


段々最近になるにつれ 常識を優先する様な昔の内容とは違い

式自体も簡素化され、披露宴も不自然な盛り上がり方もあまりなく

当人たちのメッセージが上手く織り込まれた

無理のない、より自然体に近づけたような内容に

変わってきているような印象を受ける


だけど・・・


私は旅行をすれば 神社、仏閣を散策するのが目的になってしまうほど 

厳粛で伝統を感じさせるあの空気が好きなんだけど


神前結婚式などの あの祝詞というものだけは

どうしても可笑しくてたまらない・・・


とても不謹慎な話だと思うけど・・


あの独特の節に現代の言葉を入れ込んで

神主さんが読み上げる祝詞(のりと)というものに

ただならぬ不自然さを感じるのは

私だけ?なのかナぁー


今も式典に参加の機会があると

やっぱり可笑しいのは変わりなくて(神様ごめんなさい)

他にも私みたいな人いないかな、と

上目遣いにそっと見回したりしてみるんだけど

みんな神妙な面持ちで聞き入ってる様子(本当はわからないけど)

すごいナ と思ってしまう・・・


昔 こんなこともあった

音大時代の先輩の結婚式に出席した時のこと・・・


知り合いのおじ様らしき、今で言うとメタボ確実(ごめんなさい)

だと思われる人の 先輩の淑女ぶりを褒めたたえる賛辞に

日頃の実態を知っている私は、 

気をそらせたり手をつねってみたりして絶えてみたけど

その白々しさにどうしても我慢ができずに

実際その最中に 思いっきり吹いてしまったことがある


その直後 間髪をいれずに、私の肩がずっと小刻みに

震えていたのに気づいていた両側の友人が

同じ様に吹き出してしまったのでその場は凍りついてしまい、

笑えないような事態になってしまった苦い思い出・・・


新婚旅行から帰ってきた先輩に3人そろって

ものすごく叱られてしまった(笑)


だけど そのあとの花束贈呈の時なんか

本人や両親よりも泣いてしまって

化粧室から仲々出られなくなってしまったけれど・・・


昔は時々披露宴でも歌われていた歌で

若い二人の門出にふさわしいと感じる曲があります


昔 出席者全員に歌詞カードを配って

全員合唱なんていう暖かい披露宴で

弾かせてもらった記憶がありますが

今はほとんどお目にかかれない風景になりました。


こういうの もしかしたら離婚率の軽減に

少しでも貢献するような気もするんだけどなー

と思ったりもします。


その歌詞を載せておきます


      天までとどけ  さだ まさし  (一部省略)


   出逢いはいつでも 偶然の風の中

   きらめく君 僕の前に

   ゆるやかに立ち止まる

   懐かしい風景に再びめぐり逢えた

   そんな気がする君の胸に

   はるかな故郷の風

   

   ふれあいのかけらが 人生を変えてゆく

   ことばでもなく ものでもない

   ひとつの出逢いから

   君さえ許せば僕の愛する街が

   胸ときめかせ君のふるさとに

   なりたがっている


   舞い上がれ風船の憧れの様に

   二人の愛 天までとどけ


   ようこそ ありがとう

   ようこそ僕の街へ ようこそこの愛へ