実例紹介(マーティンソン Super120's&カシミア) | Genuine Savile Row(本物の背広)のブログ

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スーツの解釈は様々です。

このブログではオーダー(カスタムメイド)スーツの話題を中心に私なりの見解を述べていきたいと思っています。

 

実例紹介第19弾です。

前回ハイペリオンのヴィンテージ生地で仕立てたお店(ジェントリー)での秋冬物です。と言ってもこちらは生地を別のテーラーから入手し持ち込みで仕立ててもらったもの(先地)です。
 
ベージュのスーツが気になりながらもカジュアルな感じを理由に手が出せずにいた頃、グレーともベージュとも言えないベース生地にグレンチェック+オレンジウインドウペーンという何ともクラシックな生地に出会いました。
 
これなら職場でも着れそう、しかもイギリスのマーティンソンと言えば名門の一つ。Super120's&カシミアという、超高級とは言わないが、十分高級な素材。これだけ条件が揃えば入手しない手はありませんでした。
 
今回、だいぶサイズの変更を行いました。
 
・ラペル幅+0.5cmの8.5cm
・肩幅-2cm
・胸囲+2cm
・肘幅-1cm
・袖幅+1cm
・股上+1.5cm
・ヒップ+2cm
・ベスト丈-1cm
・ベスト幅+4cm
・ベストのボタン数増加によるVゾーンの縮小

 
ベストのVゾーンは想像以上に狭くなりましたが、仕上がりはほぼイメージどおり。
 
詳細は次のページで。